Qihoo

出典:360safe.com

中国で4億人以上のユーザーを抱える人気セキュリティーソフト会社であるチー・フー360・テクノロジー(Qihoo 360)が、香港のIPO企業へ積極的に投資をしています。

ウォールストリートジャーナルによれば、直近でチー・フー社は、

●ライブソーシャル動画のプラットフォーム事業を展開するティエン・グ・インタラクティブ・ホールディングス(Tian Ge Interactive Holdings)へ500万ドル(約5億円)

●中国最大のモバイル端末の小売りチェーンを展開する北京デジタル・テルコム(Beijing Digital Telecom)へ2,000万ドル(約20億円)

●不動産管理事業を展開するカラーライフ・サービシズ・グループ(Colour Life Services Group)へ1,000万ドル(約10億円)

等へIPO投資しています。

ティエン・グ・インタラクティブに関しては、既に投資会社を通じて49%の株式を保有しているということから買い増すことになったと考えられますが、残り2社に関しては、どういう理由から購入に至ったのかが、明確でないと言われています。

チー・フー社は、3月末時点で9.02億ドル(約915億円)の現金を保有しており、一昨年前の3.01億ドル(約305億円)と比べると現預金残高が3倍になるほど事業も好調であるため、余裕資金でIPO投資に踏み切っているのかもしれません。

今回、チー・フー社は、コーナーストーン・インベスター(大口投資家)として参画しているためIPOから6ヶ月間は、売却規制があり、銘柄を保有し続けることになります。

チー・フーのような米国に上場する大手インターネット企業がコーナーストーン・インベスターとして入っているということは、一般投資家にとっても大きな安心材料となり、IPOが上手く進む可能性が高まります。

チー・フーのような時価総額で220億ドル(2.23兆円)もある巨大なインターネット企業が、インターネット上のビジネスではないモバイル端末の小売り事業や不動産管理事業にIPO投資をしているのは、気になりますね。

アリババが、4月に中国の大手百貨店に投資をしていましたが、中国では、インターネットのガリバー企業が、オフラインの事業へ投資する動きが加速しているのかもしれません。

スポンサーリンク