Alibaba

出典:Alizila.com

中国最大のEコマース事業者で長らくIPOが期待されていたアリババ・グループが、2014年3月16日に米国でIPOをする手続きを開始したと同社が運営するAlizila.comで発表しました。

アリババ・グループは、米国でのIPO手続きを開始致しました。これを経ることで我々は、よりグローバルな企業になり、透明性を強め、長期的なビジョンやゴールの達成を実現しやすくなるものと考えています。将来的に状況が許せば、我々の成長を中国の皆さんとも分かち合うべく、公開企業としての立場を中国の資本市場でも実現していくことを検討していきたいと考えています。

アリババ・グループは、中国最大のB-Bマーケットプレイスのアリババ・ドットコムや中国最大のショッピング・ポータルであるタオバオ・ドットコムを運営しているグループです。

アリババ・グループの大株主には、米国のヤフー(24%保有)と日本のソフトバンク(37%)が入っています。

今回のIPOでアリババ側は、最低でも評価額1,200億ドル(約12兆円)に対して150億ドル(約1.5兆円)の資金調達を模索していると言われています。

もともと香港でのIPOを検討していたところ、アリババ側が希望していた取締役会の新任取締役の選任権を維持することが難しいこと等が理由で香港での上場を断念し、アメリカの株式市場を選んだという経緯があるようです。

祖国で上場せずにアメリカでの上場を選ぶということは、日系企業では、あまり事例がありませんが、中国のインターネット系企業では、さほど珍しくないパターンとなっています。

日本のEコマース事業者の最大手である楽天の時価総額は、本日付けで約1.6兆円ですが、アリババの評価額12兆円は、その7.5倍となっており、中国市場のスケールの大きさを物語っていると言えます。


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