China Share of GDP

出典:Twitter

中国のGDPが、2010年に日本のGDPを抜いて世界第二位になったことが広く知られていることに象徴されるように、昨今の中国の目覚ましい経済成長は、世界の期待値を上回ってきたと言えます。

しかし、数百年、数千年という大きな時間軸の中で歴史史を見てみると中国は、世界のパワーバランスの中で「本来あった位置に戻っているだけ」という見方も出来ます。

少なくとも中華思想では、自国の位置づけをそのように認識している人が、たくさんいるという現実があります。

上記グラフは、コンサルティング会社であるユーラシア・グループが、まとめた「世界の主要経済大国の世界市場のシェアの推移(0年〜2005年)」(Major Economies’ Share of Global GDP, 0-2005)です。

こちらを見てみると、中国経済は、1800年代前半までの実に1800年間もの間、世界経済の約1/4を占めていたことがわかります。

このような背景もあり、1900年代の中国経済の衰退に関しては、長い中華史のごく一節に過ぎない(そして、過ぎ去っていくもの)、という見方が、成り立っていると考えられます。

今後、中国経済は、米国経済を追い抜き、世界一の経済圏となっていくという見方もありますが、それも「本来あった位置に戻っているだけ」という風に理解されることになりそうです。

一方、日本は、高度成長期以後は、衰退傾向にあり、この点をクロースアップして衰退論が語られることが多い状況です。

しかし、20〜30年スパンではなく、0年〜2005年の超長期スパンで見ていくと、当初世界シェア1%前後だったのが、7.5%前後まで伸びてきており、「安定して世界シェア比率を伸ばしてきた」という前向きな見方も出来そうです。
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