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ロイターによれば、中国の元高官である周永康氏が、逮捕され、なんと約145億ドル(約1兆4,500億円)相当の資産が凍結されました。

差押えの対象となったのは、多岐に渡り、次のような内容です:

●銀行預金口座(約370億元)(約6,140億円) 

●債券(約510億元)(約8,464億円)

●300戸以上の不動産(アパートやヴィラ等)(約17億元相当)(約282億円)

●アンティークや現代絵画(約10億元相当)(約166億円)

●60台以上の自動車

●金、銀、現金等

これほどの資産を「元政府高官」が保有していた、ということになります。

大半は、周永康氏の個人名義には、なっていなかったとのことで、周永康氏の親族300人も聞き取り調査の対象となっています。

周永康氏の資産145億ドルのどれくらいの割合が、汚職によるものかは、今後、解明されていく模様ですが、資産規模が桁違いに大きいこともあり、不正資金が相当な割合で混ざっている可能性が、高そうです。

例えば、この巨大な額を、日本企業の時価総額と試しに比べてみるとどうなるでしょうか。

例えば、1兆円(約1億ドル)を超える日本企業は、日本で株式を公開している会社3,535社の内、現時点で91社しかありませんが、周永康氏個人または、その一族だけでそれ以上の資産を保有していたということになります。

また、2013年度米国フォーブス誌の中国長者番付では、不動産開発を手がける大連万達集団の王氏が、資産約1兆3,760億円で一位に輝いていましたが、それをも上回る規模となっています。

これほどの財力を元政府高官が保有しているということは、日本では、流石に考えられないことであり、実態が掴みづらい中国の汚職経済の規模の大きさや政府高官の財力を示唆していると言えます。
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