UBS

■時々クリックして応援いただけると嬉しいです⬇

→ <人気ブログランキング>

 

スイスでも金融機関の救済が発生した場合、ベイルイン式で進めるとスイスの金融業界監査機関FINMAが2013年8月7日のレポートで明言しました。

政府等が金融機関を救済することをベイルアウトと呼びますが、銀行の株主や預金者等銀行関係者の負担で自らを救済することをベイルインと呼びます。

いままでの日本での90年代の金融機関救済やリーマンショック後の米国における金融機関救済は、ベイルアウト式だったため納税者に不利益な話であっても一般預金そのものに影響はありませんでした。

リーマンブラザーズ

しかし、2013年3月にキプロスで起きた金融危機では、10万ユーロの預金保証上限値を超えた預金をしていた預金者が銀行株へ強制転換される事になり、預金保証枠を超えた分に関しては、実質的に47.5%の預金カットが実施されました。

そんなベイルイン方式を金融機関救済の際に他に選択がなければ取らざるを得ない、とFINMAから正式に発表があり、「保証上限額以上の預金残高は、没収となりうる」とという可能性を示唆しています。

FINMAの主張は、「他に選択がない場合に限り、一行につき預金保証範囲外となる預金3,000億スイスフラン(約31.5兆円)が、ベイルインの対象となり得る。」といったものでした。

2012年末の法改正でベイルインが可能となった事に続き、今回の発表でこのような説明があったためUBSやCSの大口預金者は、真剣に資金の分散を考えた方がいいかもしれません。

また、ヨーロッパやアメリカには、今後、経済危機が起きた場合、ベイルインの対象となりうる潜在的に「危ない銀行」が有名行でもかなりある状態なので、注意が必要だと言えます。

一方、アジアの金融機関は、健全なので海外銀行口座等は、アジアで保有するという選択が日本人にとっては、距離的にも近く一番良さそうです。

■関連記事

アジアの安全な大手銀行は、シンガポール3行(OCBC、DBS、UOB)と香港(ハンセン)

スイスの1,000フラン紙幣(約10.44万円)がなくなるかも?

 

■時々クリックして応援いただけると嬉しいです⬇

→ <人気ブログランキング>