コイルド・ヘアー・ステラ

株式市場は、金融緩和継続で盛り上がった後、現在は、米国政府シャットダウンや財政の崖問題を控えて調整中ですが、実物資産であるアンティークコインの売買は、活況です。

Mining.comによれば、10年に1度市場に出てくるかどうかといわれる「幻のコイン」である1880年ものの「コイルド・ヘアー・ステラ」(Coiled Hair Stella)4ドルコインが、イギリスのオークションハウス「ボハムス」(Bohams Auctioneers)で257万4,000ドル(約2億5,740万円)で売却されています。


市場想定価格は、150万ドル(約1億5,000万ドル)だったため想定を100万ドル(約1億円)分上回った事になります。

「コイルド・ヘアー・ステラ」のコインそのものは、金を6グラム含んでいるので、2013年9月26日の小売り価格では、1グラムで4,255円、6グラムで25,530円となり、金の価値よりもアンティーク・コインとしての希少価値が評価されている事がわかります。

金融緩和により大量のイージーマネーが世界中を駆巡る中、実物資産は、全体的に上昇傾向にあり、アンティークコインも全体的に活況だと言えます。

ナイトフランクによる過去10年間の実物資産の投資リターンを見てもアンティークコインは、過去10年間で225%のパフォーマンスを挙げており、今後も現在の経済環境を考えるとこの傾向は続く可能性が高そうだと言えます。

また、何か有事な出来事があった際にアンティークコインは、不動産と違って手に持って逃げられるのが魅力の1つであり、投資家を惹き付けている理由でもあります。


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