Digital-tunes.net出典:Digital-tunes.net 

フィンランドのヘルシンキに拠点を置くネットショップ、デジタル・チューンズ(Digital Tunes)のCEOが、ビットコインをネットショップの決済機能として導入することのメリットとデメリットについて語っています。

http://www.coindesk.com/pros-cons-bitcoin-merchants-view/

(以下、メモ)

■ビットコイン決済のメリットとは?

●不正がないこと

creditcard

出典:Wikimedia-Commons

・クレジットカード決済での不正は、頭が痛い問題です。特にヨーロッパ圏外のクレジットカード決済が承認されず、チャージバックが発生した場合、クレジットカードの決済代行会社では、その費用を補填してくれません。

・ビットコインの場合は、決済のキャンセルが出来ないため、支払いがされれば、それが、キャンセルされることはありません。

・これは、素晴らしいことです。不正決済に対するリスクをお店側が負わないで済み、リスクは、ビットコインのウォレット側に置かれることになります。

●決済手数料が少ないこと

・従来のペイメント業者の決済手数料は、特に小額決済の場合、ミニマムチャージが適用されるため、ひどい内容だと言えます。

・例えば、1.49ユーロの音楽が購入された場合、ペイパルの決済手数料は、3.4%に加えて1回の取引当たり35セントのミニマムチャージが発生します。この場合だとペイパルは、1回の取引につき40セントの手数料を取ることになり、それは、実に定価の27%もの費用となります。

・こういった手数料の問題があるので、digital-tune.netでは、お客様がペイパルでの決済をご希望の場合、35%のサーチャージを負担いただいています。

・一方、ビットコインの場合、決済手数料は、オプション制になっちて、手数料ゼロで決済を進めることも可能です。その場合は、決済処理により時間がかかるようになっています。

・現実的には、多数のお店は、ビットコイン決済代行業者を使うことになるでしょう。ビットコインの決済は、キャンセルできないので、セキュリティーが、厳重であることが大切になります。ビットコインの場合、ハッカーが、あなたのお店に入り、すべてのビットコインを盗み、犯人が誰なのかがわかって資金がどこに移動したのかがわかったとしてもそれを取り戻すことはできないでしょう。

・私たちは、ビットコインの決済では、ビットペイ(Bitpay)を利用していて、手数料は、一律1%となっています(または、手数料0%で、月30ドルの課金という選択肢もあります)。決済手数料が、1%でも従来の決済代行会社の条件と比べると大幅な条件変更だと言えます。また、最低手数料がないため、小額のマイクロペイメントの可能性も広がります。


●セットアップが簡単なこと

ブロックチェーン(Blockchain)ビットペイ(Bitpay)のようなビットコインの決済代行会社を利用すれば、ビットコインの決済を導入するのは、子供の遊びのように簡単で、私たちの場合、1日しかかかりませんでした。

・また、ショッピファイ(Shopify)のようにビットコイン決済機能を盛り込んだサービスを利用すれば、サービスに登録するだけで使えます。

■ビットコイン決済のマイナス要素

bitcoin3mths

出典:http://www.coindesk.com/price/

●価格変動が激しいこと パート⑴

・私たちは、商品の定価をユーロで表示していて、ビットコイン価格は、その時の交換レートで算出されていますが、例えば、100ユーロ相当の商品をお買い上げいただいた後、我々がビットコインをユーロに交換する前にビットコインの価値が半減してしまった場合、50ユーロを失うことになってしまいます。

・ビットペイ(Bitpay)は、この問題への解決策を提供していて、支払いをユーロで希望すれば、ビットペイ(Bitpay)は、支払い金額を決済時に瞬時にユーロに交換してくれます。

・その結果、手数料を差し引いた後の金額をユーロで受取ることができるというわけです。

●価格変動が激しいこと パート⑵

・ビットコインの価格が上昇していれば、ビットコインを使ってしまうよりも持っておこうという心理が働きます。その結果、少なくとも短期的には、売上げに影響が出てきます。

・また、その逆の状況も考えられます。100ユーロの商品を買うためにビットコインへ資金を購入したものの、その後、ビットコイン価格が急落して、75ユーロ相当の購買力しかなくなった場合、売上に影響が出てくるでしょう。

・ただ、ビットコイン価格が急落した後も決済は、止まっていないので、その時々の交換レートとは、相関性がない底堅い需要があるということだと思います。

■マイナス要素を考慮してもビットコイン決済を導入する価値はあるのか?

・簡単にセットアップが出来て、トランザクション費用も低く、不正のリスクもゼロであるデジタル通貨は、魅力的で、私たちは、digital-tunes.netでビットコイン決済を度入したことに満足しています。

・ビットコインの利用者は、インターネットで麻薬を買おうとしているオタクというわけではなく、この新しい通貨の可能性に気付いた国際的な消費者のコミュニティーで、その規模は、日々、大きくなっています。

(以上、メモ)


ビットコインというとその価格変動ぶりが注目されることが多いですが、利用者の声を聞いてみるとネットショップやマーチャント側にとって大きな可能性を秘めた決済手段だという事が伝わってきますね。