シーメンス

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シーメンス(NYSE:SI)が15,000人の従業員を削減する事を発表しました。全従業員368,000人の内、約4.1%に相当する人員カットとなります。

これにより約81億ドル(約8,100億円)のコスト削減効果を狙うものとしています。

シーメンスは、情報通信や電力や交通やシステムソリューションを手がけるドイツの多国籍企業です。

年間売上高は、2012年9月末期で1,007億ドル(約10兆700億円)となっており、ヨーロッパ最大規模の法人の1つとなります。

事業は、主にEU内で行っており、今回の人員削減は、EU内の経済の停滞を反映していると一見、解釈できますが、実際のところシーメンスの業績は、決して悪くない状態だと言えます。

シーメンスの場合、売上高は、順調に推移していますが、純利益が2012年9月末に昨年割れを起こしています。

2010年9月末 売上高940億ドル(約9兆4,000億円) 純利益56億ドル(約5,600億円)

2011年9月末 売上高983億ドル(約9兆8,300億円) 純利益85億ドル(約8,500億円)

2012年9月末 売上高1,007億ドル(約10兆700億円)  純利益59億ドル(約5,900億円)

といっても売上高純利益率は、2010年に6.0%、2011年に8.6%、2012年に5.9%となっており、2012年は、2010年の0.1%割れとなったものの大きな悪化は見られません。

こういった状況でも人員削減に着手している背景はわかりませんが、取急ぎ、人員削減とセットになりがちな「業績悪化」では、なさそうです。

ちなみにシーメンス株の配当は、2.94%となっており、同社の歴史と同社の1,000億ドル(約10兆円)以上の時価総額を考えると魅力的な水準に達していると言えます。

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