アテナ

ジョン・ポールソンのヘッジファンドは、ギリシャの経済情勢は、今年中に底を打ち、2014年から回復基調に入ると見ているようです。

ジョン・ポールソンは、米国が好景気に浮かれている中、サブプライム危機の到来を予見し、サブプライム関連の取引で巨万の利益を挙げた事で一役有名となったヘッジファンドです。

現在、ポールソンのファンドが、注目しているギリシャ関連銘柄は、経済回復の恩恵を最も被るであろうギリシャの銀行株だそうです。

具体的銘柄としては、Piraeus Bank(BOPr.AT)Alpha(ACBr.AT)を挙げています。

現在、ギリシャの主要銀行4行は、銀行救済ファンドであるHellenic Financial Stability Fund(HFSF)が、最大大株主となっている状態です。

確かにギリシャ銀行の1つであるギリシャ国立銀行(NBG)の過去1ヶ月間の株価を見てみると急上昇している事がわかります。

ギリシャ国立銀行(National Bank of Greece - NBG)

過去1ヶ月間のギリシャ国立銀行(NYSE : NBG)の株価推移

また、過去5年間という長期スパンで見てもずっと下落を続けてきた株価が、「大底」を迎えつつあるという見方も出来そうです。

ギリシャ国立銀行過去5年間の株価(NYSE : NBG)

ギリシャ国立銀行過去5年間の株価(NYSE : NBG)

まだ大半の投資家が、ギリシャ経済には、悲観的だと言えますが、そんな中で、過去にみんなの逆を行って大成功したポールソン・ファンドがギリシャ経済への投資に踏み切ったというのは、注目に値すると言えます。

果たして今回もポールソン・ファンドの「読み」は、当たるでしょうか?



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