香港不動産

香港の不動産は、劣化が激しく、駅近の物件でも壁が黒ずんだビルが多いです。

しかし、それでも香港の不動産価格は、上昇しています。そして、上昇しているので、購入希望者が後を絶えません。

香港の不動産を見て感じるのは、劣化が激しい物件であっても市場全体が上がっているので、上がっているという点です。

東京の不動産の場合、駅近の物件で劣化の激しい物件は少なく、全体的に清潔感がありますが、市場が長い間停滞していたため「不動産価格が値上がりする」という事は、多くの人にとっては、あまり現実味のない話となっています。


例えば、Globalpropertyguide.comによれば、香港のマンションは、1平米15,775ドル〜24,395ドルですが、東京の場合は、9,300〜12,700ドルとなっています。

東京の方が安くなっていますが、1つ1つの不動産の設備や建築技術は、東京の不動産の方が上だと言えます。

これは、勿体ない事でもありますが、今後、この価格差はなくなるかもしれないので、チャンスとも言えるかもしれません。

というのも人口推移や一人当たりGDPを見てみると香港と東京は、あまり変わらない事がわかります。

例えば、香港の人口は、過去10年間で671万人から707万人と約30万人増えていますが、東京の人口も過去10年間で1,206万人から1,316万人へと約110万人増えていて、人口増加ペースでは、東京が香港を上回っている事がわかります。

また、一人当たりGDPでは、香港が、38,604ドルの見込み(2013年)であるのに対して東京は、39,321ドルとなっており、あまり差がありません。

香港と東京での不動産価格差が起きている主な要因は、金融政策だと考えられますが、アベノミクスで日本も金融緩和に大きく舵を取ったため、今後、東京の不動産価格が上昇する可能性が高くなりました。

東京は、ニューヨーク、ロンドンと並ぶ存在感のある大都市ので、不動産価格も世界水準に調整していく事になるかもしれません。


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