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出典:Pixabay

イラン人で富豪であり有名な実業家として知られるコスラビ氏が、2011年の銀行取引で約26億ドル(約2,600億円)の不正を行ったため死刑が執行となったことが話題となっています。

コスラビ氏は、地元で25社の会社を経営しており、サッカーチームのオーナーでもありましたが、大手金融機関から融資を受けるため書類を改ざんしたことで有罪となり、2012年7月に死刑判決を受け、先週末に刑が執行となりました。

コスラビ氏は、10億ドル(約1,000億円)以上の金融資産を持つ著名な実業家であり、イランの元大統領とも近い立場にいたことで知られていましたが、特別扱いはされずに現地のイスラムのシャリーア法に従い、死刑となっています。

アメリカでは、2008年の金融危機を引き起こした金融業界のエリートらが、逮捕もさず、責任を十分に追求されなかったことで「金融マンは、アンタッチャブル」というイメージが定着し、社会批判の的となっていますが、有名な実業家でも不正を働けば、死刑となってしまうイランの社会情勢は、その「真逆」だと言えます。

正しい答えはない問題だと言えますが、両極端の間にある「中道」への軌道修正が求められているのかもしれません。

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