世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由

マネックス証券の代表取締役である松本大氏が、新刊を出していました。

11月29日発売なので、若干日数がたっていますが、日本の「資本主義の番人」とも言える松本大氏の著書なので、読んでみました。

基本的には、「世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由」というタイトルにある通り、「米国株が今、魅力的なので、(マネックス証券)で米国株を買いましょう!」という内容になっています。

以下、印象に残ったところをメモしてみました:

(以下、メモ)

●日本株は、しばらく儲かりそう。

●でも、もっと魅力的なのは、米国株(タイトル通り)。

●米国株が魅力的な理由その⑴米国経済が、世界最強だから。

→日本経済は、米国というお客様が必要だが、米国は、自国内で経済をつくっていける。

→米国経済が世界最強であるのは、「人口」「教育」「資源」が揃っているから。

→「人口」は、増加中。2013年現在3億1,600万人が、2050年には、4億2,000万人に。対して日本は、2050年には、1億100万人程度に。

→「教育」は、世界トップクラスの大学が、アメリカに集中。ハーバード、コンロビア、MIT等。

→「資源」でも「シェールガス」「シェールオイル」の採掘が軌道にのり、2009年以降、米国の天然ガス生産は、ロシアを超えて世界一に。今後、米国が本区的な資源大国の道を歩んでいけば、貿易赤字の半分以上を占める中東からの原油輸入も必要なくなり、逆に資源を輸出できる側になったら貿易黒字国になってしまうかもしれない。さらに財政赤字の大きな要因である軍事費の内、中東の米軍維持費が縮小され、結果的に財政黒字となる可能性もある。

●米国株が魅力的な理由その⑵今後は、超的的なドル高・円安の可能性が高いので、米国株に投資をしていれば、為替差益も期待できるから

●個人が米国株を購入する方法で最もオススメなのは、「米国市場に直接発注して買う」という方法。

→英語力に問題のない人は、米国の証券会社に口座開設を

→日本の証券会社の口座からの売買の場合、英語力は不要。ただし、手数料は、割高に。

●現在の日本経済は、インフレ基調だが、土地も株式もインフレヘッジにはなるものの力強さに欠ける。

→日本株は、日本の経済が自国で完結しないという弱みがある

→日本の不動産の場合、大都市圏の人気不動産は、値上がりする可能性はあるものの地方の小都市は、値下がりする可能性も。また、今後、日本の人口は、減少する可能性が高いというリスクも。

●ほぼ確実に進むのは、円安なので、「外貨を持つ」という対策は有効。特にドル建ての金融商品が良い。ドルは、保有資産の30%くらいのイメージ。

●現在の米国株の平均PERは、14倍。過去100年間の米国株の平均PERも14倍なので、高値を更新していても「割高」という事はない。

(以上、メモ)


という内容になっていましたが、高い確率で円安が進むのでドルを保有した方が良い。また、ドルの保有は、資産の30%くらいのイメージというのは、わかりやすく実行に移しやすいアドバイスで良いですね。

日本国内にいると円安というのは、日々、あまり意識しなで済むことですが、海外へ出張や旅行で出ると日本円の購買力が弱まっているのは、誰もが痛感することだと思います。

日々、実感しないでも円安が進んでいるという事は、我々の給料も不動産も株式も国際社会の中で安くなっているという事なので、円安対策として外貨を保有しておくというのは、意識した方が良い基本的な資産防衛策だと言えます。

本書は、マネックス証券の方々の見解もかなり含まれた広告色の強い内容ではありますが、日本の「資本主義の番人」として知られる松本大氏が著書となっている数少ない本なので、ところどころで気づきやインスピレーションが得られ、一読の価値大だと言えます。

世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由

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