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ウォーレン・バフェットは、テクノロジーは、自分が詳しくない分野へは投資をしないという理由からITへの投資は積極的に行っていないそうですが、東証一部に上場するクックパッド(2193)は、世界随一の投資家として知られるウォーレン・バフェットの銘柄選定基準を満たしていると言えそうです。

1 – クックパッドは、エンドユーザーに対してモノポリーを有しているか?

料理のレシピ検索と言えばクックパッドという認識が広まりつつある事からも日本国内では、ブランドが構築されているので、エンドユーザーに対するモノポリーは築けていると言えるでしょう。

2 –  1株当たりの利益は、右肩上がりか?

クックパッドの1株当たり純利益の推移を見てみると右肩上がりだという事がわかります。過去6年間で1株当たり純利益は、平均+73.85%増えています。

事業が小さい頃は、1株当たりの純利益の伸び幅も大きくなる傾向があるものですが、クックパッドの場合、過去3年間でも1株当たり純利益は、平均毎年39.14%で増加しています。

2007年4月 1株2.3円

2008年4月 1株6.4円(+178.26%)

2009年4月 1株8.7円(+35.94%)

2010年4月   1株18.4円(+111.49%)

2011年4月   1株26.3円(+42.93%)

2012年4月   1株34.2円(+30.04%)

2013年4月   1株49.4円(+44.44%)

3 – 借入は少ないか?

クックパッドは、借入金無しで事業展開しています。

4 – ROEは、継続的に高いか?

クックパッドのROEは、直近7年間の平均が44.7%と驚異的な数字になっています。バフェットが求めいるROE15%も大幅に上回ってきた実績があると言えます。

2007年4月 69.8%

2008年4月 72.3%

2009年4月 50.4%

2010年4月 35.2%

2011年4月 27.8%

2012年4月 27.5%

2013年4月 29.9%

5 – 内部留保を専門性の高い分野に投下しているのか?

クックパッドは、蓄積されている内部留保は、クックパッド事業及び新規事業の拡大に充てており、インターネットという軸の中で新規事業を拡大しているため専門性の高い分野に利益を再投資していると言えます。

6 – 現状のオペレーションを維持するために費用がかかる事業か?

クックパッドのオペレーションには、研究開発費は無く、設備投資は、有価証券によれば、2012年に総額3,000万円行っていますが、純利益16億1,600万円に至っているので負荷になっていない設備投資と言えるでしょう。

7 – 経営陣は、内部留保された利益を適切に運用できているのか?

1株当たりの利益推移と44.7%というROEを見る限り、現経営陣は、利益を適切に配分できていると考えられます。また、現代表執行役員は、カカクコムの元代表を務めていた事もありインターネット業界での経験も実績も豊富だと言えます。

8 – 商品価格をインフレに連動して変更していけるのか?

日本は、まだインフレではありませんが、万が一、インフレ経済に本格的に転じたとしてもクックパッドの場合、最大の収益源は、プレミアム会員の課金となっているので、会員への課金金額をインフレに応じて引き上げるという事はできるはずです。

9 – 内部留保による価値創出は、株価に反映されているのか?

クックパッドは、4回の株式分割を経ていますが(2009年11月26日 1:3、2010年6月28日1:2、2010年12月28日1:2、2013年4月25日1:2)、企業価値は、拡大しており、時価総額にもそれが反映されていると言えます。

クックパッド

という事で、クックパッドは、バフェット基準をほぼ満たしていると言える魅力的な銘柄だと言えそうですね。

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