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2013年9月23日のクックパッドの株価は、1株3,325円ですが、クックパッド(2193)のようなバフェット基準を満たすと思われる銘柄を長期で10年間保有した場合、どういった結果が見込めるのかをシミュレーションしてみました。

2013年4月期の1株当たり利益は、調整済後で48.52円でした。

2013年4月期のクックパッドの1株当たり純資産は、188.63円です。過去3年間の平均ROEは、28.4%となっています。


仮に配当で毎年20%の支出があり、80%を残せると仮定した場合、クックパッドの1株当たり純資産は、年間22.72%(ROE28.4%×80%=22.72%)で増加していく事になります。

このペースで1株当たり純資産が増加した場合、10年後の1株当たりの純資産価値は、次のようになります。

2013年4月期 188.63円

2014年4月期 231.49円

2015年4月期 284.08円

2016年4月期 348.62円

2017年4月期 427.83円

2018年4月期 525.03円

2019年4月期 644.32円

2020年4月期 790.71円

2021年4月期 970.36円

2022年4月期  1,190.83円

2023年4月期  1,461.39円

10年後に1株当たりの純資産が、1,461.39円になっていて、2023年にもROE28.4%を維持できていれば、クックパッドの1株当たりの純利益は、415.03円になっているはずです(1,461.39円×28.4%=415.03円)。

いままでのクックパッドの株価は、株価収益率(PER)32.21倍〜75.03倍で推移しているので、いままで同様の株価収益率で10年後も売買されていた場合、クックパッドの2023年の株価は、1株13,368円(415.03円×32.21倍=13,368円)から1株31,140円(415.03円×75.03倍=31,140円)となると予想できます。

もちろん、事業環境は変わるものですし、特にITの分野は栄枯盛衰が激しい世界ではあります。

しかし、そんな分野であってもいままで非凡な結果を残してきた企業は、今後も環境の変化に機敏に対応し、素晴らしい結果を出し続ける可能性が高いと言えます。

直近の3年間の28.4%という高ROEを維持できるようであれば、1株3,325円で2013年9月に購入したクックパッド株が、2023年には、1株13,368円〜31,140円になる可能性があるというわけです。

クックパッドは、100株が最低購入単位なので、2013年9月に332,500円で購入したクックパッド株が、2023年に1,336,800円〜3,114,000円なるというシミュレーションができます。

また、これとは別に配当による収入もある事を考慮するとクックパッド株は、現在の価格でも魅力的だと言えそうです。

バフェットの銘柄選定基準である「高ROE」「1株当たり利益が継続的に上昇中」「借入がない」「消費者に絶対的支持がある」といった条件を満たしている企業は、上場企業の中でも非常に少ないものの、そういった意識の高い優秀な企業を発掘していければ、会社の成長と共に株価上昇によるキャピタルゲイン及び配当によるインカムゲイン両方が見込めるというわけです。

ポイントは、「そこそこ良い企業を買う」という事を止めて「とても優秀な企業を厳選して買う」といった事になるのかと思います。

こう考えてみるとバフェットの銘柄選定は、採用面接において「そこそこ良い人材」を採るよりも「とても優秀な人材を厳選して採る」という人材採用方法に近いものがあると言えそうです。


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