老人

世界40カ国でコンサルティング事業を展開するマーサーが、世界の主要18カ国の年金制度を点数にした上でA〜Dで評価をしました。

その結果、日本の年金制度は、「D」という最低評価になりました。

以下、Mercer Global Pension Index(マーサー・グローバル・ペンション・インデックス)の評価項目です:

A(80点以上)   デンマーク

B+(75〜80点)  オランダ、オーストラリア

B(65〜75点) スイス、スウェーデン、カナダ、シンガポール、チリ、イギリス

C+(60〜65点) 該当無し

C(50〜60点) ドイツ、アメリカ、ポーランド、フランス、ブラジル、メキシコ

D(35〜50点) 中国、日本、韓国、インド、インドネシア

「D」というのは、「いくつか魅力的な機能が備わっているものの大きな脆弱性も抱えている状態。状況が改善されない限り、システムの持続性や効果は、懐疑的。」という状態とされています。

今回の最終評価の基準となっている3つの評価項目は、「支給額の評価」「持続性の評価」「信頼性の評価」を統合した結果となっており、個別の評価は、次のようになっています:

「支給額の評価」  D(47.9)

「持続性の評価」  E(28.9)

「信頼性の評価」  C+(60.5)

3つの項目の中でも「持続性」への評価が著しく低いという事がわかります。

「持続性」の中には、「人口動態」「政府債務」といった項目が入っているため低い評価につながったものと考えられます。

海外から見ても「日本の年金制度の持続性は極めて低い」という最終評価を受けているという事になりますが、持続性の評価が低いため年金制度全体の評価も低くなっていると言えます。

今後、日本も米国のようにリタイヤしたくても年金も貯蓄も不十分でリタイヤできないという高齢者がどんどん増えていく事になるかもしれません。

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