日本の世帯収入を見てみると、中央値は、2011年時で427万円となっています。

平成23年世帯所得

「中央値」というのは、「平均値」とは違い100人いた場合、ちょうど真ん中の50人目の人の状態です。

「平均値」は、100人の合計を足して人数分(100人)で割るという計算方法で割り出しますが、これだと上位10人の合計が全体の平均値を大きく引き上げてしまうことがあるので、「平均値」よりも「中央値」の方が実態を的確に把握できることがあります。


実際、2011年の世帯収入の平均値は、538万円ですが、半分以上の世帯は、500万円以下なので、平均値538万円と捉えるよりも中央値427万円と捉えた方が現実に近い見方をできたりするわけです。

この中央値ですが、約10年前の2000年(平成12年)には、中央値も506万円もありましたから10年間で79万円も下落した事になります。

平成12年世帯所得

そのさらに5年前の1995年(平成7年)には、中央値550万円だったので、2000年までのわずか5年間で550万円から506万円へと44万円下がったということです。

平成7年度世帯所得

このペースで下降していくと10年後の2021年には、世帯収入の中央値348万円、2031年には、中央値269万円というシナリオもあり得る・・・と思ったわけですが、直近で下降傾向は、(一時的に)停まっているようではあるので、底を打ったという楽観的な見方もできないことはないかもしれませんね。


平成19年(2007年) 451万円

平成20年(2008年) 448万円

平成21年(2009年) 427万円

平成22年(2010年) 438万円

平成23年(2011年) 427万円

平成24年(2012年) 432万円