東洋経済の「大学別・生涯給料ランキングTOP50」(2011年度)を見てみると女子大が目につきます。

大学別生涯給料ランキング2011

【1位】神戸女学院大学

【2位】聖心女子大学

【3位】津田塾大学

と上位が女子大に占められているのが特徴的ですね。

この結果を見る限りトップクラスの女子大に入学した女子が日本のサラリーマンの中で一番稼いでいるということがわかります。

ただし、これは、国内上場企業の有価証券から給料データを割り出しているので、官庁や弁護士事務所や監査法人や外資系企業は除外されています。その分、精度は若干落ちてきます。

また、全体的傾向として女子大の生涯収入は高いと言えますが、2009年度の同ランキングと比べてみると生涯収入の地盤沈下が始まっていることがわかります。

例えば、2011年度の1位は、神戸女学院で生涯賃金は、31,511万円ですが、2009年度の1位は、同じく神戸女学院でしたが、34,779万円と3,268万円高かったことがわかります。

調査対象人数の多い慶応大学を見ても2009年度には、32,599万円だったのが2011年度には、30,852万円と1,747万円の減額となっています。

このように女子力は相対的に強いものの、それ以上のペースで日本の給与所得者全体での地盤沈下が始まっていて、一流有名大学を卒業しても生涯賃金は減る一方という状態になってきていると言えます。

大学別生涯給料2009年

2009年と2011年の2年間でも大きな変化があったので、今後5年間、10年間でさらなる全体のパイの縮小は避けられないかもしれません。

現状は、豊かな日本経済ですが、貧困化が水面下で急速に進みつつあると言えます。

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