サンセット Sunset

小説家の山崎豊子さん(88歳)が、9月29日にお亡くなりになりました。社会派小説を生涯物語を描き、その作品は、多くの人に感動と勇気を与えてきました。

山崎豊子さんの原作の多くは、100万部以上のミリオンセラーとなっており、ドラマ化・映画化されているため本を読まない人にも広く知れ渡っていると言えます。

こういった大作を60代、70代で執筆されていたということからも作家業というものは、生涯を通じて感動を与えていける職業だと言えます。

ここでは、山崎豊子原作のドラマを3つご紹介したいと思います。


⑴2003年「白い巨塔」(原作1965年〜1969年、原作執筆時41歳〜45歳) 原作441万部

2003年に報道され、最終回の視聴率は、32.1%と連続ドラマの記録に残る高視聴率を残したドラマ。医療過誤をテーマにし、ミスを犯した大学病院教授と患者と遺族の医療裁判の物語。

執筆されたのは、1965年〜1969年で、その30年以上後にドラマ化されたものの視聴者から好評だった普遍性のある物語だと言えます。

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⑵2009年「沈まぬ太陽」(映画)(1999年、原作執筆時75歳)原作250万部

高度経済成長期に航空界者で働く正義感の強い恩地の物語。労働組合委員長として職場の環境改善に働きかけるものの海外へ左遷されてしまう。その10年後にようやく帰国となるもののジャンボ機墜落事故が発生。その後も組織内の腐敗と企業体質の改善と戦い続ける。大企業の裏側を描いた社会派映画。

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⑶1995年「大地の子」(1991年、原作執筆時67歳)原作400万部

日本の敗戦後、家族を失い、父親は徴兵中のため行き場を失った中国残留孤児である勝男が中国人の小学校教師夫妻に育てられ中国人青年として育っていくストーリー。その後、再開する日本人の実父に日本で一緒に暮らさないかと誘われ、悩んだ末に「私はこの大地の子です」と答え中国に残る事を決意。中国残留孤児問題というデリケートな歴史問題をストーリーで表現し、多くの感動を読んだ物語。

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