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出典:Wikimedia Commons

オックスファム(Oxfam)が発行したレポート、Global Food Indexによれば、東南アジアで一番糖尿病者や肥満人口(Diabetes & Obesity)が多いのは、マレーシアだとの事です。

マレーシアの成人人口の約15%に相当する成人260万人が、肥満となっているとの事で、その理由としては、「運動不足」や「健康的な食事習慣の欠如」等が大きな要因としてあるようです。

また、今後も肥満人口は、増加していく見通しで2020年には、450万人に増えるそうです。


しかし、マレーシアに実際に足を運んで見ても太った人がそんなに多いという印象は受けたことがなかったので不思議に思いました。

調べてみてわかったのが、成人人口の約15%が肥満というのは、東南アジアでは、一番多くても世界的に見た場合、まだまだ健全な水準だという事です。

例えば、他の国の肥満人口を見てみると

●メキシコ:成人人口の32.8%

アメリカ:成人人口の31.8%

●ニュージーランド:成人人口26.5%

オーストラリア:成人人口の24.6%

となっており、こういった国々と比較するとマレーシアの15%というのは、まだ少ないと言えます。

なので、マレーシアの肥満人口は東南アジア随一、という報道があっても実際のところ、そこまで太った人が多いわけではない(今は)というお話でした。

ちなみに日本は、1人当たりの名目GDP(2012年:46,706ドル)がかなり高いにも関わらず、肥満人口は、約3.5%と言われており、経済成長しながらも肥満人口の増加を抑えるのに成功した国だと言えます。

実は、海外では、1人当たりGDPが増えて、お金を持てるようになると食生活が乱れ、太っていく国ばかりなので、日本のように経済的に成功しながらも肥満人口を抑えられているというのは、実はかなり希有なことだと言えます。


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