Nobel Peace Prize

出典:Wikimedia-Commons

ロシアのプーチン大統領が、ノーベル平和賞の候補者としてノミネートされていることが話題となっています。

昨今のウクライナへの軍事介入の可能性は、西欧諸国を震撼させ、ヒラリー・クリントン女史は、プーチン大統領を「現代のヒトラー」に例えて批判するに至っています。

そんなプーチン大統領が、なぜ、ノーベル平和賞の候補に推薦されたのか、という点ですが、理由の1つに候補者選定の期限が、毎年2月1日までとなっており、申請そのものは、随分前にされていたため、ということが考えられます。

ノーベル財団では、毎年9月〜2月1日までの間にノーベル財団が選んだ代理人(国際裁判所の一員、各国の政府関係者、学者、ノーベル平和賞の過去の受賞者等)経由で候補者の推薦を行う仕組みなっています。


財団側は、推薦のあった数百人の候補者から選考を進めていき、毎年4月末までには、約12名程に絞り込み、毎年10月の第二金曜日に受賞者が、発表します。

プーチン大統領の名前が候補者として挙っていたのは、実は、2013年9月のことで、その時は、ウクライナ問題も国際ニュースとなっていなかったので、推薦をしやすかったと考えられます。

Nobel Prize

また、当時は、アメリカによるシリアへの軍事攻撃が実現しそうな情勢があり、それを止めようと注力したことが、国際平和への貢献の証、として推薦のきっかけとなった模様です。

ちなみに推薦したと言われているのは、ロシアの政策団体「The International Academy of Spiritual Unity and Cooperation of Peoples of the World」です。

今の社会情勢を考慮しても同じような推薦に至っていたかどうかは、不明です。

2014年度の平和賞が、最終的に誰の手に渡るかは、わかりませんが、プーチン大統領になるという可能性は、現時点では、なくなったと言えます。

もし、今後、ウクライナと円満に和解し、地域の安定と平和に貢献するようなことがあれば別ですが、少なくとも今の状況を見る限り、かなり可能性は、低いと言えそうです。