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ロシア最大の検索エンジン、ヤンデックスの株価が、現在のウクライナ情勢を受けて下落しています。

先週末まで37ドル台で取引されていましたが、現時点では、32ドル台に下落しています。

ヤンデックスは、アメリカのナスダック(NASDAQ)に上場しており、アメリカで取引されているロシア関連銘柄の中で最も大きな銘柄の1つです。

今回、アメリカ及びNATO諸国から強い反対の声があったにも関わらず、ロシア軍が、軍事介入の決議を通したということが、株価下落につながっていると考えられます。

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出典:Yahoo Finance

ヤンデックスの事業領域は、ロシア言語圏なのでロシアやウクライナを含むものの今回の軍事介入が、企業業績に与える影響が、どれくらいなのかは、未知数です。

ヤンデックスの過去三年間の業績は、増収増益となっています。


■2010年度 売上高4.10億ドル 純利益1.25億ドル

■2011年度 売上高6.24億ドル 純利益1.80億ドル

■2012年度 売上高9.41億ドル 純利益2.69億ドル

検索エンジン事業は、主に英語圏で活躍するグーグルや中国語圏を対象とするバイドゥを見ても安定して伸びています。

ロシア語圏のマーケットリーダーであるヤンデックスも当面は、成長を期待できそうです。

現在、ロシアのインターネット浸透率は、44.3%となっており、中国の40.1%と近い水準ですが、日本の79.5%やアメリカの78.1%とは、大きな開きがあり、その分、成長余力がまだまだあるとも考えられます。

今回の軍事介入のリスクをどう見積もるかによりますが、後から振り返ってみた「買い場」となるのかもしれません。


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