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シンガポールに200トンの銀を保有できる貸金庫施設が新たに今週オープン予定です。本日のレートで約12,700万ドル(約127億円)相当の銀(シルバー)を保有できる施設になります。

サービスを提供するのは、Malca-Amit Global Ltd社で既にシンガポールのフリーポートで金(ゴールド)専用の貸金庫施設を5つ運営中で今回が初の銀(シルバー)専用の施設となります。

Malca-Amit Global Ltd社は、1963年から事業展開をしている老舗企業で香港でもシンガポール同様1,000トン保管可能な施設を保有しており、他にニューヨーク、チューリッヒ、ジュネーヴ、ロンドンでも同事業を展開中です。


現在、シンガポールでは大手金融機関による貸金庫サービスがフリーポートエリアで相次いでおり、JPモルガンチェースやドイツ銀行が既にサービス提供しており、今後UBSも参入が決まっています。

背景としては、シンガポールを貴金属の取引のハブに育てていきたいというシンガポール政府の強い意向があり、政府が政策的に貴金属売買を後押ししていることが挙げられます。

シンガポール政府は、2012年末には、貴金属売買に伴う7%の消費税を撤廃し取引の活性化を計ってきました。

また、直近では、SPGMXという世界初の貴金属取引所を開設する等の施策を行っています。

シンガポールの場合、一旦、政府が意思決定をすると政策面での実行が次々と実行されていくので傍から見ても「わかりやすい」というのが魅力的ですね。

シンガポール国民一部からは、「独裁的だ」と批判されていたりしますが、外国人からの評価が高いのもシンガポール政府の判断の多くが国際社会の常識に照らし合わせた際に案外的外れでない事が多かったりするからですね。

ということでシンガポール政府に習って民間企業もどんどん貴金属関連事業を拡張しているので、シンガポールは、貴金属の売買先や保管先として結構良いかもしれないですね。


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