カンヌ国際映画賞でもカメラ・ド・オール(Camera d’Or)賞を受賞しているドラマ「ILO ILO」の監督として注目を浴びているアンソニー・チェン監督の銀行口座に250シンガポールドル(約20,091円)しかなかったというニュースが、ネットで話題となっています。

シンガポールの中国語新聞Lianhe Wanbao紙によれば、シンガポール国籍のチェン監督(29歳)は、「ILO ILO」の制作に費やした4年間の収入は、約20,000シンガポールドル(約321万円)と私生活は、厳しかった模様です。


一方、「ILO ILO」は、カンヌでのデビュー以降複数の映画賞を受賞しており、制作費に700,000シンガポールドル(約5,626万円)がかかっているものの、いままで累計合計900,000シンガポールドル(約7,232万円)の興業収入があったそうです。

銀行口座の残高の件は、香港への広報ツアーが決まった際にチェン氏が銀行口座に250ドルしかない事に気付いたという事をLianhe Wanbao紙に伝えた事から広まっています。

無名のアーティストが生活に苦しむというのは、どこの国でも共通していますね。

しかし、一作目でヒットとなったので、今後は、経済的にも楽になっていくのではないでしょうか。

また、シンガポールは、英語圏なので、アメリカのクラウドファンディングサイト、Kickstarter.comを活用して、不特定多数の支援者から資金を集める事も今回の作品の成功があれば、出来そうですね。