Singtel

シンガポール・テレコムの第一四半期(2013年4月〜6月末)の決算が、2013年8月14日に発表されました。結果は、

■売上高42.93億シンガポールドル(−5%)約3,319億円

■EBITDA12.96億シンガポールドル(+4%)約1,002億円

■純利益10.11億シンガポールドル(+7%)約782億円

とそこそこの成績となりました。

EBITDAと純利益が、順調に伸びたのは、好材料でしたが、売上高が、−5%の下落だったのが残念でした。

また、今期の通期業績予想では、売上高、EBITDA、純利益共に一桁代のマイナス成長となる見込みを発表しており、全体的に「弱気」が感じられます。

シンガポールテレコム株価

過去10年以上のスパンで見てみるとシンガポール・テレコムの株価は、順調に上がってきていますが、今後しばらくは、今回のマイナス成長の業績予想が象徴するように低成長が続きそうです。

しかし、過去の実績もあり、シンガポールを代表する大企業でもあるので、安定した大企業銘柄としては魅力的です。

シンガポール・テレコム(STEL)は、SBI証券から購入できます。

ちなみにシンガポール・テレコムは、シンガポール最大の通信会社ですが、第一四半期のシンガポール国内の売上高は、5.57億シンガポールドルと国内の売上高の12.97%しかなく、オーストラリアを始めとしてアジア諸国への収益分散を上手に達成していると言えます。

シンガポールのように国内マーケットが小さい国では、海外展開は、「必然」であり、早い段階から動いてきたため国際展開が上手に出来ていますが、日本企業も国内マーケットがいよいよ縮小してきたという事もあり、海外への収益分散の「本気度」が高まってきていると言えます。

いざ、「本気」となれば、日本企業も日本人も変化に適応し応用するのは早いので、将来的には、国内収益がわずか10%という大企業も出てくるかもしれませんね。