Seoul

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1990年に設立をされて以来、バリュー投資を実践しているSCファンダメンタル(SC Fundamental)というヘッジファンドがあります。

同ファンドは、一度買ったら売ることを考えず、一生持っていても良い銘柄だけを買う、という哲学で運営されているそうです。

そんなSCファンダメンタル社のデイビッド・ハーウィッツ氏が、現在、割安感のある株式市場は、韓国だ、というプレゼンテーションを第9回バリュー投資コングレスで発表をしました。

以下、そのハイライトです。

Korean Stock Market

出典:ja.scribd.com

KOSPIのPEは、9.3倍。対するS&Pは、15.9倍。

PBRは、KOSPIが、1.1倍に対してS&Pは、2.6倍。

KOSPI

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●5年間の平均利益が、8倍以下で売買されている企業:3,000億ドル以上

●ブックバリューの70%以下で売買されている企業:1,900億ドル以上

●上記2つの要件を充たしている企業:250億ドル以上

●ネット現金の130%以下で売買されている企業:570億ドル以上

●総資産から総負債を差し引いて、かつ黒字な企業:20億ドル以上

韓国株

 

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具体的な韓国株の銘柄としては、サムホ開発を取り上げています。PEが、6.3倍でPBR50%というのは、確かに今の株高の相場では、割安ですね。

 

韓国株2

 

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もう1つの割安韓国株銘柄として取り上げられていたコールセンター事業を展開するKTCSコープのPEは、7.3倍でPBR96%です。

ROEも12%となっており、高水準だと言えます。

ハーウィッツ氏によれば、上記銘柄以外にもバリュー株として魅力的な水準となっている韓国株は、たくさんあるとのことです。

現在の韓国株は、例えると1970年代後半から1980年代前半の米国株のようだとも指摘しています。

また、韓国経済そのものも好調で、S&Pの格付けもA+となっており、経常収支は、黒字で公的債務比率も先進国の中では、最低水準で、GDP比率で約34%だという点も好材料だと主張しています。

このような魅力のある韓国株ですが、米国株と比べると日本の証券会社での取扱い銘柄数が、まだ少なく、SBI証券でも上記2銘柄は、取り扱っていないようです。

韓国株の取引を進めていくには、国内の大手ではない証券会社を利用するか海外の証券口座が必要となりそうです。

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