1000フラン

1,000フラン(裏)

スイスへ1,000フランの紙幣の発行を停止する圧力がかかっています。

Deutsche Wirtschafte Nachrichtenによると1,000フランが占める割合は、紙幣流通額の約10%となっており、1枚の紙幣で約10.44万円の価値がある高額紙幣であるためマネー・ローンダリングで悪用される恐れ高まっており紙幣の発行停止も検討しているとの事です。


現在、世界的な長期トレンドとして現金紙幣は段階的に電子マネーへ移行し始めており、その流れがスイスにも及んでいると言えます。

電子マネーの場合、現金紙幣と比べて資金移動の流れをモニターしやすく各国税務当局にとって管理しやすくなります。

最終的には、課税対象となる個人、法人保有のすべての財産を電子上でモニターできると公的利益を最大化できるという構造がある以上、モニターしづらい財産の代表格である現金の中でも大口紙幣への規制は今後強まるものと考えられます。

このようにマネー・ローンダリングによる犯罪収益移転防止が理由として挙げられる事は多々ありますが、背景には、各国政府の公的利益も隠れていたりする事も忘れないでおきたいですね。


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