バミューダ

バミューダは、GDPは、5,000億円程度の小国ですが、人口も少ないため1人当たりのGDPは、8万ドル以上で世界トップクラスという国です。

日本のGDPは、500兆円以上ありますが、1人当たりGDPは、4.6万ドルとなっており、人口大国としては優秀な実績だと言えますが、1人当たり8万ドルの小国にはとても及ばない状態です。

バミューダは、タックスヘイブンとして有名でケイマン諸島やイギリス・ヴァージン諸島と並んで人気のタックスヘイブンとなります。

今回、バミューダでは、2006年の投資ファンド法を改訂し、特定の条件を満たせば「Exempt Class A」というファンドの同日設立が可能となりました。


特定の条件というのは、

・ファンドが米国証券委員会やイギリスのPRAやバミューダの投資事業法の承認を経ている事、又は、最低1億ドルの資金を運用している事

・適格投資家(Qalified Investors)からのみ資金を招集している事

・主要な証券会社、監査法人又はファンド運営者、及び帳簿へアクセスできる現地代理人を設けている事

以上の条件を満たせば、1,500ドルでファンドの設立申請が可能となるそうです。

このようにタックスヘイブン国は、タックスヘイブン間で競争関係にあり、より投資家に選んでもらいやすいサービスを提供していけるよう法改正も含め、サービス改善をしているというわけです。

まさに国家戦略として世界中のお金持ちにとってメリットのある国づくりをしており、今回のように需要に応じて法律までも顧客に合わせて変えている姿は、「国家」というよりも「企業」のようだと言えます。


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