PrivatBank

出典:Wikimedia-Commons

ウォールストリート・ジャーナルによれば、ウクライナ最大の銀行であるPrivatBankが、1日の預金引出し上限値を1,000フリヴィニャ(約10,450円)に設定したとのことです。

今回の引出し上限設定は、ATM及び銀行窓口両方に適用されるとのことです。

また、クレジットカードの利用も個人及び法人に対して凍結されており、デビットカードの利用も他行のものは、利用停止となっているとのことです。


今回の措置の理由としては、「社会情勢の不安定化を招いている勢力を止めるため」としていますが、詳細は、不明です。

PrivatBankは、30,000人の従業員を抱えるウクライナのメガバンクで2013年度第一四半期には、約1.83兆円の総資産のある大企業でしたが、「非常事態」ということからこのような判断に至っています。

PrivatBankの決断から学べるのは、預金者の預金というのは、銀行に預けていた場合は、銀行の判断1つで条件が変わってしまう、ということです。

幸い、日本の金融システムは、規模も大きく、安定稼働してきた実績もあるので、預金に引き出し制限がかかるということは、考えられないでしょう(今のところ)。

しかし、本質的には、銀行預金とは、銀行を信頼してお金を預けるということなので、ウクライナで起きた引出し制限のような「リスク」は、ゼロではないということは、忘れないようにしたいですね。



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