クレムリン

BBCによるとクレムリンを代弁するロシアの外交アドバイザーであるウシャコブ氏は、昨日ホワイトハウスによって発表されたオバマ大統領の首脳会談の中止について「残念だ」と述べた上でメディアへの電話プレス会議で次のように述べています。

「今回の(ホワイトハウスの)判断は米国の特別職員であったスノーデン氏の取扱いと明らかに関係していると思われますが、この問題は、我々が生んだものではありません。」

「長年、米国は、ロシアとの犯罪人引き渡し協定の調印を拒んできたという経緯があります。ロシアの国土で犯罪を犯した者(米国人)の引き受けも度重なる要求にもかかわらず「犯罪人引き渡し協定がない」という理由で拒んできました。」

過去の経緯もあるので、今回特別扱いをするのは難しい、というロシア側の見解を述べた上で今後の外交に関してロシア側で継続していく姿勢はあるとも述べ会談を終えています。

ロシアの外交団は、米国側と引き続き主要な二カ国間及び多国間の議題に関して協議していく姿勢がある。

今回の一連の流れを見る限り、冷静な対応を続けているロシアに対してスノーデン問題に固執し断固とした態度を貫いている米国が見られますが、国家機密情報を扱う立場にあったとはいえ、スノーデン氏という「一介の元職員」の扱いは、二カ国の首脳会談を中止する程の政治的価値があったのでしょうか?