米国S&P株価のPE比率推移。

米国S&P株価のPE比率推移。

1900年から現在までの100年間超の米国株式(S&P)のPEをまとめたチャートが公開されました。

PE=Price-to-Earnings-Ratio=PERの事で「株価収益率」 として知られています。1株当たりの当期純利益の何倍に株価が設定されているのかを算出するのに使われています。

例えば、時価総額100億円の企業の当期純利益が5億円だった場合、

PER=時価100億円÷当期純利益5億円=20倍

となり、対象の企業が、当期純利益の20倍の価格設定になっている事がわかります。

これは、当期純利益の20倍を出しても買う価値があると多数の投資家が判断しているという事ですが、一般投資家の判断は、正しい事もあれば、間違っている事もよくあるので、自らの基準に照らし合わせて買いかどうかを判断をしていく必要があります。

また、今回の1900年代から現在までの米国株式のPE(PER)の推移を見てもわかるように

●PER7.5倍(緑の線)は、歴史的に米国株(S&P)PERが最も低い水準で「買い場」

●PER22.5倍(赤い線)は、歴史的に米国株(S&P)PERが最も高い水準で株価調整の一歩手前で「売り場」

というトレンドが長い歴史を振り返ってみると見られるので、こういった傾向があるということは、知っておいても便利かもしれません。

また、バブルを見分ける方法の1つとしてPERがどれくらいなのかという見方が出来ます。

ITバブル崩壊前のPERは、30倍以上となっており、直近の金融危機では、100倍以上に達していたりします。

現在は、PERが、20倍に近づいており、PER22.5倍(赤い線)に近づいてきているので、この点は、注意が必要だと言えそうですね。

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