Laughter

出典:Wikimedia-Commons

私たちの生活や社会は、1ヶ月や1年単位で見てみると本当に前進しているのかどうかが見えづらかったりしますが、50年や100年前と比べてみると随分と良くなっている、ということが、よく伝わってきます。

50 Reasons We’re Living Through the Greatest Period in World History

http://www.fool.com/investing/general/2014/01/29/50-reasons-were-living-through-the-greatest-period.aspx

(以下、メモ)

Baby

出典:Wikimedia-Commons

1.  1800年の平均寿命は、39歳。1900年には、49歳に。1950年には、68歳に。そして、今日は、79歳。今日生まれた赤ん坊は、曾祖父母よりも丸々一世代分生きられるように。

2.  1918年のインフルエンザでは、約5億人が、感染し、約1億人が死亡した。今日では、15ドルで予防接種を受ける際に小さな痛みを感じるかもしれないだけ。

3.  国勢調査局によれば、1950年には、10万人中23人のアメリカ人が、交通事故で亡くなっている。2009年には、10万人中11人に減少した。もしも、交通事故の比率が減少していなければ、昨年は、実数値よりも37,800人多くのアメリカ人が交通事故で命を亡くしていた。

iPad Mini

出典:Wikimedia-Commons

4.  1949年にポピュラー・メカニックス(Popular Mechanics)誌がやがてコンピューターは、1トン以下の重さになるだろう、と大胆にも予言をした。今この文章を書いているiPadの重さは、0.73ポンド(約0.33キロ)だ。

5.  今日の平均的なアメリカ人のリタイア年齢は、62歳だ。100年前のアメリカ人は、51歳で死亡していた。リタイアしてからの時間を楽しみましょう。祖先には、そのような時間は、なかったのだから。

6. アダム・スミスは、1770年に執筆した「国富論」で「スコットランドでは、子供を20人生んで、その内、2人しか生き残らないという事は例外的ではなかった」と述べています。WHOによれば、乳児死亡率は、1933年に1,000件に58件だったのが、2010年には、1,000件中6件以下に減少。

Murder

出典:Wikimedia-Commons

7.  1990年代の殺人件数は、年平均20,919件だったのが、2000年代には、年平均16,211件に減少。

8.  アヴィエーション・セーフティー・ネットワークによれば、飛行機業界が急成長してきたものの2012年の飛行機事故件数は、1960年に比べて半減したとのこと。

9.  1945年以降、核兵器攻撃で死亡した人は、いない。1950年に戻って世界一賢い政治家に尋ねたら、そういったことを起きる可能性は、0%に近いと答えただろう。過去70年間の最も重要なニュースは、「なぜ、それが起きなかったのか」という点だ。世界は、よくやった。

10. 米国経済は、日本経済のように停滞するのではないかと心配する人がいる。しかし、日本の失業率は、過去25年間で5.6%を超えたことはない。政府の汚職ランキングでは常に改善していて、1人当たりの収入(購買力に対して調整済み)も上昇し続け、寿命も5年間以上伸びている。これ以上、悪いシナリオは、考え難い。


11. 1900年には、アメリカの家の2%に電気があった。1950年には、電気のないアメリカの世帯は、約30%だった。1970年代には、ほぼ全ての世帯に電気が整備された。賃金上昇率を考慮すると電気は、現在の10倍の費用がかかった。

Leisure

出典:Wikimedia-Commons

12.  連邦準備制度理事会によれば、レジャーに費やす人生の時間は、1870年代に11年間だったのが、1990年には、35年間に上昇。寿命が伸びたことを考えると今日は、40年近くなっているだろう。平均的なアメリカ人は、人生の半分近くをレジャーに費やすということだ。100年前のアメリカ人にこの事を伝えたらあなたが、信じられないほどお金持ちだと思っただろう。

13.  7.25ドルの最低賃金が低過ぎるのではないかについて議論がされている。インフレ調整後で1940年代の最低賃金は、4ドル以下だった。上位1%が、過去30年間の賃金上昇の大部分を持っていったのは、事実だが、その他全員も過去70年間で随分とお金持ちになったのも事実だ。

14.  1952年にポリオに感染されたアメリカ人は、38,000人だった。2012年には、全世界で300件以下の事例が報告されている。

Hurricane

出典:Wikimedia-Commons

15.  1920年から1949年にかけて自然災害により年433,000人が死亡している。インターナショナル・ポリシー・ネットワークのインダー・ゴクラニー氏によれば、現在は、年27,500人となっている。

16.  ハーバード大学のスティーブン・ピンカー氏によれば、戦争による死は、第二次世界大戦時の100,000人中300人から1970年代には、10人超になり、1980年代には、10人以下となり、21世紀には、1人以下となっている。

17.  1950年代の年間世帯収入の中央値は、インフレ調整後で25,000ドルだった。今日には、それが約2倍となっている。1950年代の方が豊かだったという幻想を抱くことがあるのは、「中流」の定義がインフレしたから。過去25年間でアメリカ人の家の大きさは、34%増加している。1950年代の平均的なアメリカ人は、今日、「貧困」と言われる生活水準。

18.  FBIによれば、報告されているレイプの件数は、1991年にアメリカ人10万人中42.3件だったのが、2010年には、27.5件まで減少。また、不動産関連の犯罪は、1991年と比べて2000年には、400万件以下となっている。この間、アメリカの人口が、6,000万人増えたことを考えると凄い実績だ。

Air Conditioner

出典:Wikimedia-Commons

19.  国勢調査局によれば、1960年代には、アメリカの家の10戸に1戸しかエアコンを完備していなかった。1973年代には、49%となり、今日は、89%だ。また、残り11%は、もともと寒い地域に所在している。

20.  1900年には、冷蔵庫があった家や車のあった家は、ほとんどなかった。今日は、冷蔵庫のついた車を売っている。

21.  エアライン・フォー・アメリカによれば、インフレ調整後で飛行機の往復チケットの価格は、1978年から2011年にかけて約50%安くなっている。

22.  国勢調査局によれば、今日の平均的な新築居住用物件は、住む人の数よりも多くのバスルームを備えている。

23.  国勢調査局によれば、1900年には、住宅1戸につきアメリカ人5人の割合だったが、今日では、住宅1戸につき3人となっている。また、1910年には、平均的な家は、一部屋当たり1.13人の居住者がいたが、1997年には、0.42人に減少している。

American Home

出典:Wikimedia-Commons

24.  ジュリアン・サイモン教授によれば、平均的なアメリカの戸建てやアパートは、日本の平均的な戸建てやアパートと比べて2倍広く、ロシアの平均的な戸建てやアパートと比べると3倍広い。

25.  ジュリアン・サイモン教授によれば、平均的な新車の価格は、1915年と比べ、時間給と関連させると約4分の1になっている。

Google Maps

出典:Wikimedia-Commons

26.  グーグル・マップは、無料だ。考えてみれば、これは、凄いことだ。いままでのソフトウェアの中で最も便利なソフトウェアが無料で誰でも使えるようになっている。

27.  エデュケーション・ウィークによれば、高校の卒業率は、過去40年間で最も高い水準にある。

28.  アメリカ国立衛星研究所によれば、1960年代から脳梗塞による死亡率は、75%低下。

29.  国勢調査局によれば、1900年代の文字を読めないアフリカ系アメリカ人は、全体の45%だったろころ、今日は、ほぼゼロとなっている。

Graduation

出典:Wikimedia-Commons

30.  大学の学費が高いということがよく話題になっているが、1世紀前は、20人に1人のアメリカ人しか大学に行くことが出来なかった。また、いくつかのマイノリティーにとっては、大学は、いくらお金を払っても通えない場所だった。

31.  連邦準備制度理事会によれば、アメリカ人労働者の1週間の労働時間は、1850年の66時間から1909年には、51時間に減り、今日は、34.8時間となっている。週末を楽しもう。

32.  賃金が食費よりも早いスピードで上昇した結果、アメリカの平均世帯は、1950年代に収入の半分以上を食費に費やしていたのが、今では、収入の半分以下となっている。労働統計局によれば、賃金と比較すると食費は、19世紀から約90%以上低下している。

33.  富が一番上に集中していると言われるが、実際のところ一番上だけが順調なわけではない。スペクトラム・グループによれば、2013年3月時点で億万長者世帯は、899万世帯あり、合せると一番大きな街になる規模で、世界中でも18番目に大きい街となるくらいだ。

No Smoking

出典:Wikimedia-Commons

34.  1960年代には、成人の40%が喫煙者だったが、2011年には、19%に減少している。

35.  1900年には、アメリカの仕事の44%は、農業だった。今日では、わずか2%となっている。私たちは、自分たちを食べさせるという基本的なニーズを充たすことに長けたため、人口の半分以上は、他の作業をすることが出来る。

36.  社会保障やメディケアの資金が足りないのは、平均的なアメリカ人がいままで以上に長い間生きているからだ。これは、問題としては、一番良い問題だと言える。

37.  1940年には、成人人口の5%以下しかB.A.の学位を持っていなかった。2012年には、30%以上となっている。

38.  アメリカの原油生産量は、1989年以降過去最高水準となっており、失速する兆候はない。2013年9月には、2007年9月と比べてアメリカ国内での原油生産量が、57%増加している。インターナショナル・エネルギー・エージェンシー(International Energy Agency)によれば、アメリカは、2015年には、世界最大の原油生産国となるだろう。

39.  1975年には、平均的なアメリカの自動車は、1ガロン(約3.79L)で約20.92キロ走ったが、2013年には、約41.84キロ走れるようになっている。これは、ガソリン価格が、半分になったのと同じ効果だと言える。


40.   1981年以降、年間インフレ率は、アメリカでは、10%以上になっていない。また、過去70年間でインフレ率が、5%以下だったのは、約77%。連邦準備制度理事会が、異様に嫌われている割には、悪い数字ではない。

41.  65歳以上のアメリカ人で貧困生活をしているのは、1966年には、約30%だったが、2010年には、約10%まで低下している。高齢者にとっては、貧困への戦争は、ほぼ勝利で終わったと言える。

42.  リタイア層のインフレ調整後の毎月の社会保険による支給額は、1940年代には、378ドルだったのが、2010年には、1,277ドルになっている。

Retirement

出典:Wikimedia-Commons

43.  今日でもアメリカ人は、リタイアメントに向けて準備が出来ていないと思うのであれば、1世紀前はどうだったのかを見てみると良い。1900年には、65歳以上の男性の65%は、労働をしていた。2010年には、その数字は、22%にまで減少していた。リタイアメントというコンセプトは、新しく、半世紀前までは、ほとんどのアメリカ人は、死ぬまで働いていた。

44.  1920年から1980年にかけては、世界中で100,000人中395人は、飢えで死んでいた。エコノミストによれば、2000年代には、その数字は、100,000人中3人まで減っている。

45.  エネルギー省によれば、ソーラー・パネルの価格は、2008年から75%減少している。

46.  1950年にもアメリカの自宅の40%には、電話がなかった。今日、アメリカには、5億以上のインターネット接続デバイスがあり、一世帯で5.7台となる計算だ。

Republic Wireless

出典:Wikimedia-Commons

47.  AT&Tの記録やダラスの連邦準備制度理事会によれば、ニューヨークからサンフランシスコに3分間の電話連絡をする際のコストは、1915年に341ドルだったのに対して1960年には、12.66ドルとなり(インフレ調整後)、今日は、リパブリック・ワイヤレスを使用すれば、月々5ドルで会話やテキストやデータ送信が無制限で出来る。

48.  1990年にアメリカの自動車業界は、従業員一人当たり7.15台の自動車を生産したが、2010年には、一人当たりの生産量は、11.2台となった。製造業界の生産性は、劇的に高まっている。

49.  世銀のエコノミストであるブランコ・ミラノビッチ氏によれば、世界の最も裕福な1%に入るためには、年収34,000ドルが必要だそうだ。世界の上位50%に入るには、年1,225ドルを得るので十分だ。上位20%に入る場合は、年5,000ドル。上位10%で年12,000ドル。上位0.1%の場合、年70,000ドルが必要だ。アメリカの貧しい世帯も世界では、最も裕福なのだ。 

Globe

出典:Wikimedia-Commons

50.  アメリカに住めるのは、人類の約4%だけ。この事に感謝をしよう。

(以上、メモ)

これは、結局、アメリカの話でしたが、日本も50年前や100年前と比べると総合的に生活環境は、良くなっているので、概ね同じ事が当てはまりそうです。

歴史上最もいい時代に生まれてきている、というのは、かなり幸運な事ですね。

■関連記事

「世界は、どんどん良くなっている」ビル・ゲイツ