米国の世帯収入中央値

出典:The Burning Platform Blog

日本の世帯収入は、減少中ですが、状況は、世界最大の経済大国であるアメリカでも状況は、同じようです。

アメリカのマスメディアでは、2000年以降、アメリカの一般家庭の世帯収入は、約28%増加してきた(上記グラフ赤線)という事を主張するコメンテーターもいたりします。


しかし、The Burning Platform Blogによれば、それは、過去のインフレ率を考慮していないためとの事です。

過去のインフレ率を考慮した上で描き直してみると(上記グラフ、青線)、下降トレンドにある事がわかります。

特に2008年の金融危機以降の減少幅は、急となっており、前回の金融危機がアメリカの一般世帯に与えた影響は、小さくなかった事がわかります。

2000年に56,351ドルあった世帯収入(中央値)が、2011年には、50,910ドル(中央値)まで減少しています。

このようにインフレ率を考慮するとアメリカでも実質的な世帯収入は、減っているというわけです。

アメリカの統計を見る際には、毎年のインフレを考慮するのとしないのとでは、随分と結果が変わってくるという事は、忘れないようにしたいですね。


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