GAP

出典:Gapinc.com

「GAP」や「バナナリパブリック」等を展開するアメリカのThe GAP(NYSE:GPS)社が、2014年2月27日に2013年度の決算を発表しました。

●2013年度通期売上高は、161.5億ドル(約1兆6,150億円)(2012年度は、156.5億ドル(約1兆5,650億円))

●2013年度純利益は、12.8億ドル(約1,280億円)(2012年度は、11.14億ドル(約1,114 億円)

●2013年度通期EPSは、1株2.74ドル(2012年度は、1株2.33ドル)

と売上高、純利益共に伸び増収増益となりました。

ただし、アナリストの期待値は、売上高161.8億ドル(約1,618億円)及びEPS1株2.73ドルだったため、ほんのわずかではありますが、期待値割となりました。


他のハイライトとしては、

●インターネット経由の2013年度売上高は、22.6億ドル(約2,260億円)(2012年度は、18.6億ドル(約1,860億円)で昨年対比21%で成長中。全体の売上高の14%を占めるように。

●既存店の売上高は、昨年対比2%増。

●既存の売上高増加率をブランド別に見ていくと。

「Gap」(昨年対比3%増)>「Old Navy」(昨年対比2%増)>「Banana Republic」(昨年対比1%減少)

となっており、「Banana Republic」が苦戦中。

●米国内売上高が、全体の78%と米国一極集中という課題が露呈。

といった傾向が見られました。

GAPといえば、ユニクロを展開するファーストリテイリングが一店舗目を始める時から世界的な存在感のあったSPA業の「老舗」ですが、両者の立場は、逆転する一歩手前まで来ています。

1969年に一号店を出店し、今年で45年目のGAPの2013年度の純利益1,280億円に対して1984年に一号店を出店し今年で30年目のファーストリテイリングは、約904億円となっています。

ファーストリテイリングは、既に成長スピードでは上回っていますが、純利益の絶対額でもその座を奪うのは、もはや時間の問題となってきています。

ちなみに株式市場では、既にユニクロの評価が上回っており、GAP社は、現在、約196億ドル(約1兆9,600億円)で取引されているのに対してファーストリテイリング社は、約3.7兆円で取引されています。


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