RT(Russia Today)というニュース番組のアナウンサーであるリズ・ウォール氏が、番組を辞任する意向をオンエアーで明らかにしました。

彼女の祖父母は、ハンガリー革命の最中にソビエト連邦から逃れる形でアメリカに移民してきたという経緯があったため、ウクライナへの軍事介入を検討していたロシア政府による資金で運営されている番組では、働けないとのことでした。

残された母方の家族は、今でも日々、貧しい生活を送っており、彼女自身は、アメリカでアメリカ人として育つことが出来てとても幸運だったと述べています。

また、ご主人は、 軍医として働いており、アメリカという国家を維持するために軍人が日々払っている犠牲については、よく理解しているとのことです。

最後に、アメリカ人であることを誇りに思い、真実を報道していきたいため、この番組を以て辞任すると締めくくっています。


日本でオンエアーでこのような辞め方をした場合は、「自分勝手」「周りのことを考えていない」と辞めた当事者への厳しい批判が、出てきそうですが、アメリカでは、こういった局面で、愛国心や自分の個人的なバックグランドを語るのは、「良し」とされる傾向があり、ツイッター上でも応援の声が多く見られます。

 自分の信念に忠実に、RTをオンエアーで辞めたレポーターの話。尊敬します。

彼女のことはよく知らないし、RTもほとんど見ないけれど、彼女の立ち上がった姿は、尊敬しているね。

一方で、冷静な見方をしている人もいるようです。

でも、そもそも「アメリカ人であることが誇り」というアナウンサーがなぜ、「ロシア・トゥデイ」で働いていたわけ?