Bill Gates

出典:Wikimedia-Commons 

あのビル・ゲイツが、オススメする7冊の本の2013年版をBuzzfeed.comが公開しました。


Bill Gates’ Top 7 Books In 2013
http://www.buzzfeed.com/mattlynley/bill-gates-top-7-books-in-2013

世界で最も成功した事業家であり、現在は、事業からは引退し、慈善活動家としてゲイツ財団を運営するビル・ゲイツがオススメする本のリストなので、興味がある人は、必見です。


ただし、7冊の内、日本語訳は、現時点では、まだ3冊しかないようです。

また、2013年版となっていますが、2013年に選定したという事で、2013年出版というわけでは必ずしもないようです。

⑴「コンテナ物語」マルク・レビンソン(日経BP社)

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

ビル・ゲイツ「コンテナについて一冊の本まで読みたくない、とあなたは、思うかもしれません。しかし、著者は、コンテナが世界経済に巨大な影響を持ち、世界が事業に取り組む姿勢を変えたという事を上手に説明しています。そして、読みやすい言葉で書かれています。貨物船を以前のような見る事ができなくなったくらいです。」

⑵ The Most Powerful Idea in the World – William Rosen(訳書無し)

The Most Powerful Idea in the World: A Story of Steam, Industry, and Invention

ビル・ゲイツ「「コンテナ物語」に少々にていますが、蒸気エンジンについてです。2009年の夏に息子と一緒にロンドンの科学美術館を一緒に時間を過ごしてから蒸気エンジンについて興味を持ち、もっと知りたいと思っていました。」

⑶「エネルギーの不都合な真実」バーツラフ・シュミル(エクスナレッジ)

エネルギーの不都合な真実

ビル・ゲイツ「著者は、人類がどのように生物圏を変えてきたのかという事をわかりやすく数字を使って説明しています。口調がややドライなので、わからない言葉を何度か調べたりしなければなりませんでしあが、我々人類が地球にどのような影響を与えているのかをあなたが、知りたいのであれば、重要な物語です。」

⑷「昨日までの世界」(上・下)ジャレド・ダイアモンド(日本経済新聞出版社)

昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来

ビル・ゲイツ「ダイアモンドは、狩猟時代の我々の祖先のライフスタイルの中から素晴らしい逸話を見出し、その内どういったものが、現代の我々のライフスタイルに通じているのかを自ら問いかけています。著者は、部族のライフスタイルを美化することなく、その中で最も良い習慣を見出し、共有してくれています。」

⑸Poor Numbers – Morten Jerven(訳書無し)

Poor Numbers: How We Are Misled by African Development Statistics and What to Do About It (Cornell Studies in Political Economy)

ビル・ゲイツ「経済学者である著者は、4年間をかけてアフリカの国々がどのように経済統計を収集しているのかを調べ、GDP統計を打ち出していく上でどのような課題を抱えているのかを語っています。彼によれば、我々が正しいと信じているGDP統計の大半は、それとはほど遠い状態だとの事です。」

⑹「Why Does College Cost So Much?」- Robert B. Archibald and David H. Feldman(訳書無し)

Why Does College Cost So Much?

ビル・ゲイツ「著者らは、批判をする事なく、なぜ、アメリカの労働市場が、大学の学費に影響しているのかを語っています。私の見方としては、大学の卒業者の供給が足りない間は、大学の学位というのは、価値あるものとなるというものです。もっとお金を払ってでも学位を手に入れたいと思うでしょう。そして、お金をもっと払うという人たちがいれば、自らの学位に結構な投資をしてきた人たちが経営しているという事もあり、学費は、さらに高騰することになります。つまり、大学卒業者の数が供給過多になるまでは、価格が下落することはない、ということになります。」

⑺「The Bet」- Paul Sabin(訳書無し)

The Bet: Paul Ehrlich, Julian Simon, and Our Gamble over Earth’s Future

ビル・ゲイツ「果たして世界は、環境破壊の道を進んでいるのかどうか、という事の議論を著者は、追っています。著者が特に注力しているのは、人類の状態は、今後良くなるか悪くなるのか、という事について1,000ドルをかけたポール・エルリッチとジュリアン・サイモンの話です。彼らの立場は、極端ですが、それが、どのように環境問題の議論につながっているのかを解説しています。」

 

全体的な印象としては、本の中でも学術書レベルの本が多いと感じました。

ビル・ゲイツは、かなりの読書家で主に内容は、ノンフィクションとなっていますが、読書レビューをザ・ゲイツ・ノーツ(thegatesnotes.com)で公開しているので、さらに知りたい人は、上記サイトを見てみると面白いはずです。

内容は、英語ですが、グーグル翻訳を使えば、大半の内容は、日本語でも理解できるレベルになるのではないかと思います。便利な時代になりました。


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