Bubble バブル

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アメリカの大手投資会社、ブラックロックのブログによれば、まだ、株式市場は、バブルとは呼べないとの事です。

その理由としては、次の4点を挙げています:

⑴バリュエーションは、もう安くはないが、いままでのサイクルの中の最高値に到達するには、まだまだ時間がかかる。現在、アメリカの株式は、PBR2.5倍、PER16.5倍で売買されているが、いままでの3つの高値を見てみると1987年(23倍)、2000年(30倍)、2007年(17.5倍)となっていた。PBRの方も2000年に5倍、2007年に3倍だった。


⑵バリュエーションは、アメリカの外では、より魅力的。海外の株式は、米国株式よりも30〜40%割安。

⑶他の金融商品と比べた時に株式からの配当率は、競争力があるので、株式は、まだ安いと言える。

⑷いままで株式市場に資金が戻っているとはいえ、投資家の株式への資金配分は、まだ少ない。

そして、今後も⑴金利が低い状態と⑵信用取引き残高が高い状態が続けば、株価は、上昇していく可能性が高い、と述べています。

Blackrock ブラックロック

出典:Blackrockblog.com

これほどの水準にこれだけのスピードで株価が過去に上昇したのは、1987年のクラッシュに向けての上昇と2000年のクラッシュに向けての上昇時の2回のみとの事です。

いずれも上昇した後に大きくクラッシュしているのが、気になる点ですが、まだその局面ではなく、しばらく上昇局面は、続くという見通しを立ています。

「チャンスは、米国株以外にある」という点は、マーク・ファーバーが、ヨーロッパの株式市場やベトナムの株式市場に注目していることやジョン・ポールソンのファンドがギリシャ買いを進めているのとも合致した見解だと言えます。


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