ブラックストーン・グループ社の本部(345パーク・アベニュー)

ブラックストーン・グループ社の本部(345パーク・アベニュー)

米大手ヘッジファンド、ブラックストーン・グループNYSE:BX)で4人目のビリオネア(資産10億ドル=約1,000億円超)が誕生しました。

ジョナサン・グレイ氏は、同社の不動産部門の代表として640億ドル(約6兆4,000億円)の資産を統括しています。昨年から取締役会の一員として活動しており、9億1,300万ドル(約913億円)のブラックストーン株式に加えボーナスとして1億2,000万ドル(約120億円)を得た事からブルームバーグでビリオネアという形で取り上げられたというわけです。


ちなみに同社の他のビリオネアは、創業者であるスティーヴン・シュオーツマン氏ピーター・ピーターソン氏の二人と現代表(プレジデント)のハミルトン・ジェームズ氏です。

ブラックストーン・グループの共同創業者の1人、シュウォーツマン氏

ブラックストーン・グループの共同創業者の1人、シュウォーツマン氏

一般的に会社の創業メンバーは、会社の成長と共にストックオプション等で保有している株価も上がるため財産を築ける可能性があります。

しかし、通常の日本のゼロから一代で上場した企業の場合、創業社長がビリオネアになる事は稀にあっても取締役は、ミリオネアになることはあってもビリオネアになる事はほとんどないと言えます。

取締役までもがビリオネアになるという事は、その事業が大成功し、それだけ社会から評価され、株価にも評価が反映された結果と言えるので、ブラックストーン・グループは、プリベートエクイティーのパイオニアとして大成功したと言えます。

他方で、世界中で経済格差は、確実に進んでおり、先進国では中流階級が少しずつ衰退しているのに対して富裕層の中でもブラックストーン・グループのような世界経済の中心にいる上位1%は、ますます強くなっているという現実があったりします。

世の中は、平等ではありませんが、「みんな平等に」という社会主義を1度、ロシアでも中国でも試した結果、失敗に終わり、今は資本主義に転換しているという経緯があるので、やはり資本主義というシステムの中で、どうすればみんなの満足度を高められるのかを考えていく必要がありそうです。

最後にブラックストーンの株式は、NYSEに上場していますが、日本の大手証券会社では取り扱っていないようです。

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