ビットコイン(Bitcoin)に関するアイコンとなりつつあるウィンクルボス兄弟の1人、キャメロン・ウィンクルボスが、米国の人気掲示板サイト、レディット(Reddit.com)でウィンキーポップ(winky_pop)というユーザー名でビットコインに関して1日前に発言をしたのが話題なっています。
レディットのウィンキーポップ(winky_pop)発言履歴は、こちら。
ビットコインの価格は、
以下、印象に残った点のメモしてみました。
(以下、メモ)
●ビットコインの小さな強気シナリオは、4,000億ドル(約40兆円)の市場価値で1ビットコイン4万ドル。実際、私は、もっと高くなると考えています。この価格上昇が本当に起きれば、それが起きるとは断言できませんが、起きた場合、誰もが想像するよりも早いペースで起きるでしょう。
●私は、ビットコインの事をコモディティー系の通貨だと思っています。
●私は、まだビットコインを1つも売った事がありません。
●10年間以内にビットコインは、金(ゴールド)や米国ドルのように成熟した価値の保存対象となるでしょう。理由としては、
・技術の導入カーブは、どんどん早くなっているという事
・自動車が90%の成熟度に達するまでにかかったのは、85年間
・携帯電話が90%の成熟度に達するまでにかかったのは、15年間
・金(ゴールド)は、2,500年以上存在している
・米国ドルは、221年間存在している(コイネージ・アクト 1792年以来)
・米国ドルは、金(ゴールド)の約8%の年齢
・ビットコインは、5歳
・10年後にビットコインは、米国ドルの約8%の年齢に
・前例から学ぶと10年後には、ビットコインや、ゴールドや金(ゴールド)のように成熟された媒体となる可能性が高い
●「本質的な価値」というのは、面白いものです。この事について話そうと思えば、いつまでも議論し続けることができるでしょう。それはさておき、ビットコインには、技術的な「本質的な価値」があると考えています。私たちは、「本質的な価値」を捉える際のコンセプトをアップデートしていく必要があります。ポスト工業化時代の現在では、「本質的な価値」というのは、価値がある技術そのものも対象とすべきです。
●ビットコインのボラティリティーは、ビットコインが成熟し、管理体制がより明確になれば、減っていくでしょう。
(以上、メモ)
ビットコインの価格は、10月には、200ドル前後だったのが、11月に入り急上昇をし、1,200ドル台に達した後、現在は、900ドル前後で取引をされています。
あまりにも価格の乱高下が激しいため「通貨ではない」といった批判が相次いでいますが、ウィンクルボス兄弟の「ビットコインは、必ず、来る」という姿勢に変わりはないようです。
この兄弟は、オリンピックに出場したプロアスリートでもあり、フェイスブックの原型のアイデアを思いついたことでも知られているので、先見の目があると言え、今後の言動にも注目していきたいと思います。
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