シカゴのレーティングが、Aa3からA3へと大幅な格下げとなりました。
「年金改革への政治的な障壁が高い」という理由からとされています。シカゴにとっては、資金調達を実施する際の障壁となる可能性があります。
現在、シカゴの抱える未積み立て年金債務は、190億ドル(約1兆9,000億円)とされています。
このままだとシカゴは、オークランドやバルティモアやフィラデルフィアやロサンゼルスやヒューストンと同じく年金問題で行き詰まる可能性があると見られており、破産申請に至ったデトロイトのような結末を懸念した格下げとなりました。