ニュースウィークの報道でビットコインの開発者「Satoshi Nakamoto」だと指名されているカリフォルニア州テンプルシティ在住で知人からは、「ドリアン」と呼ばれているドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト氏は、早速、自分が、「Satoshi Nakamoto」であることを否定しました。

「ここには、私の94歳の母親がいて、彼女の面倒を見ています。メイドも庭師もいません。4億ドル(約400億円)を持っていたり、つくることが出来たりして、本当にこんな家に住んでいると思いますか?」とロサンゼルスのレポーターであるGadirogetに語っています。

Satoshi Nakamoto 3

ニュースウィーク掲載のドリアン・ナカモト氏の自宅写真。自宅写真及び当人の画像は、既に一般公開されたものを掲載しているとのこと。

出典:Newsweek

また、別途、APへも汚名を晴らしたいと述べています。

ここに来た一番の理由は、汚名を晴らし、ビットコインやビットコインの開発とは一切関係がないということを話すためです。

私は、ただのエンジニアとして他の仕事をしていただけです。

ビットコインが開発されたと言われている2001年頃、私は、政府のために派遣会社を通じて仕事をしていました。

私は、誰かが、「サトシ・ナカモト」というフィクション名を投入したのだと思います。

2010年、2011年頃は、家にいました。仕事はしていませんでした。

失業をしていました。

これは、私ではありません。

リアが、これを書いたんですか・・・(ため息)



ビットコインの開発者が誰なのか、というテーマは、世界的に関心の高いテーマなので、今回のニュースウィークの報道が、「事実」として受入れられていけば、記者であるリア・グッドマンにとっては、又とないキャリア上のチャンスで、「何としてでも見つけて報道したい」というインセンティブが働いたはずです。

一方、「Satoshi Nakamoto」もドリアン・ナカモトも「プライバシー」を非常に大切にしている点は、共通しているようなので、メディアのスポットライトからは、「何としても逃れたい」と考えているでしょう。

静かに暮らしたいドリアン・ナカモトにとっては、仮に彼が、「Satoshi Nakamoto」であったとしても、そのことを今さら肯定するメリットは、何もなく、全部否定に入るのは、当然の流れだと言えます。

最終的には、「そうです。私が、「Satoshi Nakamoto」です。」という「証言」が得られるか、「Satoshi Nakamoto」が保有するビットコインが、既存通貨に交換された時にその持ち主の正規IDが明らかになるという形でしか「確証」は、得られなさそうです。