S&P

米国政府のシャットダウンが株価にもたらすであろう影響を過去の政府シャットダウン事例を分析してまとめたものが上記チャートです。以前、「過去の米国政府シャットダウンでS&P株価は、どう動いたのか?」でも取り上げています。

ポイントとしては、

●政府シャットダウンが始まるまで株価は、低迷する

●しかし、実際に政府シャットダウンが始まると株価は、上昇していく

といった傾向が見られた、という事になります。

ここでは、実際に10月に起きた政府シャットダウンでS&P株価がどう動いたのかを検証してみたいと思います。

過去3ヶ月間のS&P株価

過去3ヶ月間のS&P株価

出典:Yahoo!ファイナンス

今回の米国政府シャットダウンが、始まったのは、10月1日となっており、10月17日(木)まで続いていました。

上記株価は、過去3ヶ月間のS&P株価の推移ですが、9月18日以降から10月9日まで下落し、それ以降は、上昇している事がわかります。

シャットダウン回避の合意内容等が定まってきたのは、10月14日の週の半ば、期限ギリギリだったので、シャットダウン解決の目処が見える前から株価は、上昇していたという事になります。

今回の政府シャットダウンでも

●シャットダウンに至るまでは、株価は、下落

●シャットダウン開始後は、株価は、上昇に転ずる

という点は、共通していたと言えますが、シャットダウン開始後もしばらく株価下落が続いた局面が見られた点は、新しかったですね。

こういった動きになる背景としては、シャットダウン開始前には、不安心理が募り、売りを誘うものの、実際にシャットダウンが始まってみると経済活動は、支障なく続いていき、不安心理も和らぐため、と考えられます。

このように過去の事例通りにはならなくとも大きなパターンが当てはまる、という事はあるので、やはり、「歴史」を意識していくのは、大切ですね。


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