James Taylor FX Concepts

出典:FX-concepts.com

FX-concepts.comというFX取引で資産運用を行っているヘッジファンドが2013年10月17日に破産申請をし、その創業者であるジョン・テイラー氏が、個人保証で大変な事になっています。

FX Conceptsは、1981年にテイラー氏が創業し、この30年間でニョーヨーク、ロンドン、シンガポールにオフィスを構える世界最大のFX系ヘッジファンドへと成長しました。


Hedge Fund Alertによれば、一時期は、120億ドル(約1兆2,000億円)を運用していたものの、今年の第一四半期には、運用残高は、10億円(約1,000億円)にまで減少していたとの事です。

理由としては、運用成績が芳しくない状態が続いたため投資家の資金の引き上げが続いていたようです。

そして、破産申請時には、テイラー氏自身の名義で500万ドルの個人保証枠がクレディスイス系のアセット・マネージメント・ファイナンスに対して在ったとの事です。

通常、ヘッジファンドが行う借入には、代表者の個人保証は、つかないものですが、今回は、2008年の金融危機以降、調子が悪く、運用残高も急減していた事業への「再生資金」という位置づけであったため、4,000万ドルの借入の内500万ドル分の個人保証を求められていたようです。

現在、テイラー氏は、自身の住む2,500万ドル(約25億円)のマンハッタンのコンドミニアムを売りに出しているとの事です。

無事に売却できれば、何なく乗り越えられる状況ですが、世界最大のFX系ヘッジファンドでも破綻に追いやられてしまっている事からも勝ち続けられるヘッジファンドを見極めるというのは、非常に難しい事だと思い知らされますね。


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