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米FINによると米国の情報・リサーチ会社Preqinは、ヘッジファンド業界では、運用益に対する成果報酬手数料が高いほどパフォーマンスが高い傾向があると発表しました。

ヘッジファンド業界では、運用益に対して20%の手数料がいわゆる「業界標準」となりますが、それ以上の高額な手数料規定を設けているヘッジファンドの方が過去6年間では、業績が良かったとのことです。

1,000円の時計よりも50,000円の時計の方が材質や品質が良いので、より満足を得やすかったりしますが、ヘッジファンドを選ぶ上でも同じように高価な方が価値がある(リターンが得られる)と言えるのかもしれません。

ただし、こういった全体のトレンドは、あくまでもトレンドなので、投資する際には、1つ1つの投資案件は、個別に吟味していくのが大切です。

実際、2006年に破綻をした90億ドル(約9,000億円)を運用していた大手有名ヘッジファンドアマランス・アドバイザーズ(Amaranth Advisors)では、運用益に対する手数料こそ通常の20%でしたが、基本手数料は、3.5%となっており、「業界標準」とされていた1〜2%を大きく上回っていました。

基本手数料が3.5%という事は、100億円の運用依頼に対して年間3.5億円の基本手数料が発生するということになり、ヘッジファンドが勝っても負けても発生し続ける固定費となります。

「固定費が高額でもその分リターンが得られれば良い」と考えアマランス・アドバイザーズに投資をした機関投資家は、結果的に大損しています。

ピカピカの経歴や実績を誇っていたヘッジファンドでもこのような「まさか」な結末に至っていたりするので、やはり、個別案件はしっかり吟味していきたいですね。

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