Jobs Growth

出典:Wall Street Journal

米国の労働統計局によれば、2013年10月の米国の雇用は、20.4万人の増加となりました。2013年の平均値が、月間19万人だったので、平均以上の雇用増加となり、経済回復を表していると言えます。

しかし、賃金の方を見てみると平等に上昇しているという事ではない事がわかります。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、年収が、上位25%の層の賃金は、2009年6月から12.2%増えているとの事です。

一方で、年収が、下位25%の層の賃金は、同期間で6.0%しか増えていません。

つまり、もともと良い教育を受け、良い仕事についている上位層が、賃金増の恩恵を最も被っている現実があります。

付加価値が高くもともと賃金の高い仕事では、賃金も順調に上がっていきますが、付加価値が低く賃金も低い仕事では、なかなか賃金が上がらないという状態となっています。

賃金が高いと余剰資金を投資に回し、さらに資産を築いていく事ができますが、賃金が低いと毎月の生活費をやりくりするので精一杯という現実が待っています。

こうして賃金面の格差は、投資実績の格差にもつながっていきます。

日本では、幸い、格差をまだ感じづらい環境がありますが、アメリカを中心に先進国では、「持つ者」と「持たざる者」の歴然とした差は、広がっていると言えます。

どちらかになってしまうのであれば、やはり「持つ者」になった方が良いので、そうなるよう努力をしていきたいものですね。

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