ウォーレンバフェット

世界一の投資家として知られるウォーレン・バフェット氏は、日々の時間の使い方を尋ねられると「オフィスで座って読んでいるだけ」と答えています。

当人によると1日の労働時間の実に8割を読書に充てているそうです。

また、パートナーであるチャーリー・マンガー氏も「我々の2人ののように1日の時間の大半を読む事に充てている投資パートナーシップは、ほとんどないはず。」と述べています。


Omaha.comによると以前、バフェット氏が、コロンビア大学で学生相手に投資の講義をしていた際に「投資家としてのキャリアを積むためには、どのように準備すればいいのか?」と尋ねられた事があったそうです。

すると、バフェット氏は、レポートや商業出版物等を山積みにして「毎日こういった書物を500ページ読破しなさい。知識はそういうもので、まるで複利のように積み重なっていきます。これは、誰でも出来ることですが、皆さんのほとんどはやらないでしょう。と答えています。

しかし、生徒の中の1人にコームズという男性がいて、彼は、バフェット氏の言葉をそのまま受け取って日々生産的な書物を読む事を実践したそうです。

日々、読む事を実践し、毎日600ページ、700ページ、1,000ページと読むようになったそうです。

そして、その過程でバフェット氏が推薦していた大量読書法は、投資家に求められる良い投資案件を見極める力を養うのに非常に効果的だったという結論に達しています。

トッド・コームズ

バフェット氏のアドバイスを素直に実践したトッド・コームズ氏。

コームズ氏は、自らの投資会社を経営した後、その成果を買われてバフェット氏にリクルートされ、現在は、バフェット氏の後継者候補としてバークシャー・ハサウェイの一員として約50億ドル(約5,000億円)を運用しています。

コームズ氏の2012年の運用利回り実績は、約26%と言われています。

基本給として運用資金の0.1%に相当する500万ドル(約5億円)が支払われ、成果報酬としてS&Pのリターンを超過した分の10%が支払われ、今回は、成果報酬額が約5,000万ドル(約50億円)となる見込みだそうです。

バフェット氏のアドバイスを素直に実践するのは、一見、精神的にも費用対効果的にも大変なように見えますが、コームズ氏の事例を見る限りは、十分ペイしたと言えそうです。


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