オマハ

ネブラスカ州オマハにあるバークシャー・ハサウェイのオフィス

トレイ・スミスというイギリスのアナリストが、ウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイがヘッジファンドとして運営されていた場合、どのような結果になっていたのかについて解説しています。

スミスによれば、1965年に1,000ドルをバークシャー・ハサウェイに投資をしていた場合、44年後の2009年には、480万ドルになっていたとの事です。

バークシャー・ハサウェイは、株式会社なので、バークシャー・ハサウェイに投資をするという事は、その株式を購入し、事業から得られた利益を他の株主と分け合っていく事になります。

スミスによれば、仮にバークシャー・ハサウェイが、ヘッジファンドの形態を取り、ファンドの時価の2%を年間費用として請求し、運用益の20%も手数料として請求していた場合、2009年の段階で1965年の1,000ドルは、40万ドルにまで減ってしまうとの事です。

つまり、残りの440万ドルは、ヘッジファンド側の手数料となるというわけです。

これは、前提としてウォーレン・バフェット並みのパフォーマンスを発揮できるという事でのシミュレーションですが、実際のところ、ヘッジファンドの中でバフェット以上のパフォーマンスを出せる組織は、非常に少数だと言えます。

そのため、多くの場合、投資家の利益は、さらに減ってしまうというわけです。

このようにヘッジファンドは、魅力的なイメージがありますが、実際のところは、バークシャー・ハサウェイのような安定成長している事業法人に投資をした方が、高いリターンを得られるという事ですね。

また、ウォーレン・バフェットが、ヘッジファンドと比べてみると質の高いサービスを安価な体系で提供しているという事も見えてきますね。


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