元・モルガン・スタンレーのマネージング・ディレクターであり、FRBの一員であったアンドリュー・ハザール氏が、「アメリカよ、申し訳ない。」と彼自身が金融緩和の実行で演じた役割についてウォール・ストリート・ジャーナルのコラムで詫びています。

また、金融緩和の問題点についてCNBCのインタビューで次のような点に触れています:



●バーナンキ議長が予見していた通りの効果が得られないという事がわかった時点で金融緩和を続けた事が問題だった。

●金融緩和は、消費者や事業者のための信用を増やすはずだったが、その目的が実現できなかった。

●また、住宅ローンの貸出も実は、減少していて、2012年の住宅ローン貸出しは、過去15年間で最も低かった。

●アメリカ人の50%は、株式を保有していない中、今回の金融緩和の恩恵を受けたのは、一部の層となっており、それが、金融緩和に伴う巨大なコストと見合うものかどうかは、疑問に思う。

ハザール氏の懸念する「金融緩和に伴う巨大なコスト」というのは、いずれ表面化していく可能性が高そうです。

投資家として大成功しているジム・ロジャーズも金融緩和の継続には、警告を鳴らしていますが、元FRBという中央銀行のインサイダーからもこのような警告が出ている事は、覚えておくべきでしょう。


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