JPモルガンチェース本部

JPモルガンチェース本部

JPモルガンチェース(NYSE:JPM)が、2013年10月11日早朝に第三四半期の結果を発表しました。

2013年の第三四半期のEPS(1株当たり純利益)は、1.42ドルで売上高は、238.8億ドル(約2兆3,880億円)でした。

市場予想は、EPS1.40ドルで売上高は、239.4億ドル(約2兆3,940億円)だったので、EPSだけを見れば、市場予想を若干上回った事になります。

昨年同時期のEPSは、1.40ドルで売上高は、259.6億ドル(約2兆5,960億円)でした。


ただし、JPモルガンチェースの第三四半期のROEは、-2%となっており、昨年同時期の+16%と比べると著しく悪化している事がわかります。

また、GAAP(米国会計基準)では、EPSは、-0.17ドルとなっており、合計で92億ドル(約9,200億円)となった法務関連費用が大きな負担となっている事がわかります。

JPモルガンは、現在も訴訟案件を抱えており、今後も法務関連費用が続く可能性が高い状態にあると言えます。

現時点では、米国司法省と110億ドル(約1兆1,000億円)の和解金について協議中と言われており、JPモルガンチェースへの訴訟は、まだ一段落したとは言えない状態です。

訴訟内容は、主に2008年にFRBから要請されて取得したベア・スターンズやワシントン・ミューチュアル関連の資産に関するものだとされています。

株価は、第三四半期の結果発表を経て上昇しており、業績発表内容は、既に株価にも折り込み済みだったようです。

過去5日間のJPモルガンチェース(JPM)の株価推移

過去5日間のJPモルガンチェース(JPM)の株価推移


■関連記事

JPモルガンに新たな訴訟の波。今回は、米国司法省と米国住宅・都市開発省から。

システミックリスク指数(SRISK)が一番高いのは、JPモルガン。

JPモルガン、直近2ヶ月で新たに410億円+920億円=計1330億円のリーガル関連支出

JPモルガンチェース、過去2年間だけで70億ドル(約7,000億円)の莫大なリーガルフィー。