Pyramid Scheme MLM Herbal Life出典:Wikimedia Commons 

2013年9月30日に終わった第三四半期には、カイル・バスが率いるヘイマン・キャピタル・マネージメントは、ハーバライフ株を436,371株購入していました。約3,045万ドル(約30.45億円)の買入となります。

バス氏は、日本破綻論者として有名でアベノミクスが失敗し、日本が近い将来大変な事になると度々マスメディアで発言をしてきています。

一方、今回のようにハーバライフ株を購入するといった普通の投資もしているという事からも日本国債暴落に関するポジション・トークは、多いものの、それ以外の投資にもしっかり目を向けている様子が伺えます。

また、カイル・バス以外にも現在は、引退したもののヘッジファンド業界の大御所であるスタン・ドラッケンミラーも第三四半期に79,000株を購入しています。約551万ドル(約5.51億円)の買入となります。


ハーバライフの業績は、順調に伸びていますが、ヘッジファンド業界では、ハーバライフを巡っての抗争が続いています。

発端は、パーシング・スクエア代表のビル・アックマンが、昨年10億ドル(約1,000億円)相当の空売りをしかけていると公表した事です。

アックマンは、MLM企業であるハーバライフは、弱者から富を吸い上げていると考えており、大型の空売りで株価を0ドルまで落としたいと宣言していました。

しかし、彼と対立関係にある有名ヘッジファンド・マネージャーであるカール・アイカーンを筆頭に買いを入れるファンド・マネージャーが相次いだというわけです。

ハーバライフ株は、今年に入ってからも上昇基調にあるので、アックマンの試みは、いまのところ失敗に終わっていると言えます。

Herbal Life

過去1年間のハーバル・ライフ(NYSE:HLF)株推移

また、カイル・バスやスタン・ドラッケンミラーも主に買いを入れていることや業績自体は、堅調である事からも今後も株価がゼロになるという事はいまのところなさそうです。


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