50 Shades of Gray

官能小説をE-Bookで販売して歴代1位のJames Pattersonを抜いたE.L.James女史。

10億円の市場でシェア5%を確保できれば、年収5,000万円ですが、100億円の市場であれば、同じくシェアを5%を確保できれば、年収5億円です。

大きな市場の方が競争が厳しくシェア比率が、2%に下がってしまったとしても100億円の市場での2%は、年収2億円となります。

このように市場で評価され、ファンベースをつくっていける資質があるのであれば、大きな市場で勝負をして実績を残した方が収入を増やしやすいと言えます。

この事は、「作家業」にも当てはまりそうです。

最近、フォーブスで作家年収ランキングが発表されましたが、最高で年収95億円で年収20億円が7名となっており、英語圏での作家業は、「稼げる職業」と言えそうです。

1. E.L. James – 9,500万ドル(約95億円)

2. James Patterson – 9,100万ドル(約91億円)

3. Suzanne Collins – 5,500万ドル(約55億円)

4. Bill O’Reilly – 2,800万ドル(約28億円)

5. Danielle Steel – 2,600万ドル(約26億円)

6. Jeff Kinney – 2,400万ドル(約24億円)

7. Janet Evanovich – 2,400万ドル(約24億円)

8. Nora Roberts – 2,300万ドル(約23億円)

9. Dan Brown – 2,200万ドル(約22億円)

10. Stephen King – 2,000万ドル(約20億円)

一方、日本の作家の年収を2006年まで公開されていた高額納税者ランキングで見てみると次のようになっています:

1 西村京太郎 14,887 (1)
2 片山恭一 14,209 (6)
3 村上春樹 8,690 (5)
4 養老孟司 8,649 (3)
5 浅田次郎 7,506 (7)
6 内田康夫 6,745 (2)
7 宮部みゆき 6,344 (4)
8 赤川次郎 5,895 (8)
9 江國香織 5,860 (-)
10 市川拓司 5,654 (-)

日本では、最高は、年収1.49億円で5,000〜8,000万円が多いと言えます。

日本の作家は、国内の普通のサラリーマンよりは恵まれた経済環境にあるとはいえ、芸能人や歌手ほどの高待遇でもなく、英語圏の作家と比べると収入落差がかなり激しいと言えます。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (RiViERA)

欧米の上位作家の年収が日本の上位作家の年収の数十倍となっているのは、「資質」というよりも「市場規模の違い」というのが大きな違いかもしれません。

日本語は、日本人を中心に約1億2,000万人が使っていますが、英語は、14億人が使う公用語なので、市場規模もそれだけ大きいと言えます。

大きな市場なのでその分競争も激しいわけですが、競争が激しい結果、評価が若干落ちたとしても一定のシェアを確保できれば、結果的に大きいパイの一部を確保できるというわけです。

取急ぎ、英語圏の作家が高収入な事には、驚いたので、背景にある市場規模要素が大きいという事を書いてみました。


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